赤い風 梶よう子

935 (税込)
発売日2021年04月06日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) アカイカゼ
ページ数 400ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2021年04月10日
ISBN 978-4-16-791674-9
Cコード 0193
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赤い風 梶よう子

935 (税込)
発売日2021年04月06日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) アカイカゼ
ページ数 400ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2021年04月10日
ISBN 978-4-16-791674-9
Cコード 0193

前代未聞の開拓事業「三富新田」を描く長編歴史小説

〈生きるために、荒野を拓け!――大地に生きる人々を力強く描く長編歴史小説〉
赤土で水源に乏しい武蔵野原野は、長く耕作に不向きな土地だった。
牛馬の飼料を採取する秣場として利用されたが、限られた資源をめぐって周辺の村々が長く争ってきた。
五代将軍徳川綱吉の寵臣で、川越藩主に就任した柳沢吉保は、村同士の争いで死人が出るに及び、争いをやめさせるため、この荒野の開墾を命じた。

家老以下の武士は、城下から現地に移住し、百姓とともに生活しながら開墾の指揮をとったが、
家老の嫡男・啓太郎は、侍を憎む百姓の正蔵と衝突、互いに反目して計画は進まない。
吉保が命じた二年の期限が迫るなか、下役人が不審な死を遂げて……。

武士と百姓という身分の違う〈相棒〉が、難事業に挑む!

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担当編集者より

本作で舞台となるのは、川越街道にほど近い「三富新田」(現・埼玉県三芳町、所沢市)です。江戸時代、この地は「赤城おろし」が赤土を舞い上げ、一寸先も見えないほどの「赤い風」が吹きすさぶ、荒涼とした原野でした。そうした不毛の荒野を、いまや「富の川越いも」で有名な豊かな土地にどうやって変えることができたのか。史上、悪名高い柳沢吉保の意外な描かれ方とともにお楽しみください。

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