書名(カナ) | エドノユメビラキ |
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ページ数 | 416ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2022年11月10日 |
ISBN | 978-4-16-791959-7 |
Cコード | 0193 |
【不世出の天才・初代市川團十郎、空前の一代記】
なぜ江戸の民衆は團十郎に熱狂したのか。
團十郎が命をかけた〈荒事〉とは何か。
そして、なぜ舞台上で命を落としたのか。
元禄時代から現在まで常に歌舞伎界に君臨し続けた
大名跡・市川團十郎、そのはじまりの物語。
●あらすじ
寛文7年(1667)、浪人の娘・恵以はひとりの少年と出会う。
子どもながらに柄の悪い侠客たちに囲まれ、
芝居に出れば大暴れして舞台を滅茶苦茶にする破天荒さに呆れながらも、
恵以は自然と人の注目を集める彼の素質に気づく。
少年の名は海老蔵。
長じて市川團十郎を名乗り、〈荒事〉の追求の果てに
江戸の民衆から信仰にも近い人気を集め、
劇作家としても今なお愛される名演目や斬新な演出を
次々と生み出した不世出の天才。
彼が命をかけた〈荒事〉とは何だったのか、
そして、なぜ舞台上で命を落とすこととなったのか。
謎多き初代市川團十郎の波乱万丈の生涯を、
元禄の狂乱と江戸歌舞伎の胎動とともに描く
空前の一代記がここに誕生!
歌舞伎役者<市川團十郎>への熱狂は、すべてが型破りな初代からはじまった――命を燃やすが如き〈荒事〉によって江戸の民衆から信仰にも近い人気を集め、今なお愛される名演目や斬新な演出を次々と生み出した不世出の天才・初代市川團十郎。 人の心を動かす〈芸〉はいかにして生まれ、いかに後世に受け継がれるのか。〈荒事〉の神髄に迫りながら、團十郎の家族や同時代の名優たちを生き生きと描いた、松井今朝子さんの『江戸の夢ひらき』(文春文庫)。
13代目の襲名披露公演が注目される現在、改めて市川團十郎について著者の松井今朝子さんにお話を伺いました。(制作:「オール讀物」編集部)
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