江戸の夢びらき 松井今朝子

979 (税込)
発売日2022年11月08日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) エドノユメビラキ
ページ数 416ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2022年11月10日
ISBN 978-4-16-791959-7
Cコード 0193
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江戸の夢びらき 松井今朝子

979 (税込)
発売日2022年11月08日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) エドノユメビラキ
ページ数 416ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2022年11月10日
ISBN 978-4-16-791959-7
Cコード 0193

初代〈市川團十郎〉空前の一代記

【不世出の天才・初代市川團十郎、空前の一代記】
なぜ江戸の民衆は團十郎に熱狂したのか。
團十郎が命をかけた〈荒事〉とは何か。
そして、なぜ舞台上で命を落としたのか。
元禄時代から現在まで常に歌舞伎界に君臨し続けた
大名跡・市川團十郎、そのはじまりの物語。

●あらすじ
寛文7年(1667)、浪人の娘・恵以はひとりの少年と出会う。
子どもながらに柄の悪い侠客たちに囲まれ、
芝居に出れば大暴れして舞台を滅茶苦茶にする破天荒さに呆れながらも、
恵以は自然と人の注目を集める彼の素質に気づく。
少年の名は海老蔵。
長じて市川團十郎を名乗り、〈荒事〉の追求の果てに
江戸の民衆から信仰にも近い人気を集め、
劇作家としても今なお愛される名演目や斬新な演出を
次々と生み出した不世出の天才。
彼が命をかけた〈荒事〉とは何だったのか、
そして、なぜ舞台上で命を落とすこととなったのか。
謎多き初代市川團十郎の波乱万丈の生涯を、
元禄の狂乱と江戸歌舞伎の胎動とともに描く
空前の一代記がここに誕生!


本の話ポッドキャスト【文化の秋🍁SP①】松井今朝子さんに教わる歌舞伎役者<市川團十郎>

歌舞伎役者<市川團十郎>への熱狂は、すべてが型破りな初代からはじまった――命を燃やすが如き〈荒事〉によって江戸の民衆から信仰にも近い人気を集め、今なお愛される名演目や斬新な演出を次々と生み出した不世出の天才・初代市川團十郎。 人の心を動かす〈芸〉はいかにして生まれ、いかに後世に受け継がれるのか。〈荒事〉の神髄に迫りながら、團十郎の家族や同時代の名優たちを生き生きと描いた、松井今朝子さんの『江戸の夢ひらき』(文春文庫)。

13代目の襲名披露公演が注目される現在、改めて市川團十郎について著者の松井今朝子さんにお話を伺いました。(制作:「オール讀物」編集部)

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著者

松井 今朝子

1953年京都市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。松竹を経て故・武智鉄二氏に師事、歌舞伎の脚色・演出などを手がける。
97年『東洲しゃらくさし』で小説家デビュー。同年『仲蔵狂乱』で時代小説大賞、2007年『吉原手引草』で直木三十五賞、19年『芙蓉の干城(たて)』で渡辺淳一文学賞を受賞。
その他の著書に『円朝の女』『師父の遺言』『料理通異聞』『縁は異なもの 麴町常楽庵 月並の記』『江戸の夢びらき』『愚者の階梯』など多数。

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