作品
「彼の人」とその周囲の人々を通じ、激動の時代を描き尽くす傑作評伝。初めての外遊を経て大正が終わり、ついに裕仁の時代が訪れる
難攻不落のシンガポールを攻略した英雄にして、絞首刑に処された山下奉文。昭和を体現した「マレーの虎」の栄光と無念を描く評伝
昭和の陸海軍の人材を語ることによって見えてくる、日本型組織の弱点!! 「文藝春秋」で大反響を呼んだ話題の座談会を収録
江藤淳の絶賛を博した「鴨」、海からの生還を描く「遭難者」ほか近年までの十五篇に年譜・作品目録、著書目録を付す。解説・福田和也
世俗的欲望を絶ち、自らを極限まで純化する。彼は何故、死ぬまで乃木希典を演じ続けたのか。新たなる乃木像を提示した傑作評伝
結婚、恋愛、お見合い、男、等々……をテーマに二人が打々発止とわたりあう。ときには遠藤周作、福田和也ら豪華ゲストも餌食に!?
第一次大戦中のヨーロッパ。特殊な「感覚」を持つ者たちの、裏社会での暗闘、そして儚い恋。芸術選奨新人賞受賞作『天使』の姉妹篇
戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、開戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。「文藝春秋」読者賞受賞
米中の二大国に翻弄され、人口減少にも悩むこの国に未来はあるか。日本という国家が再建し、発展していくためのグランドデザイン
夫と妻、母と子などの人間関係を多角的に検証し、これからの皇室のあり方を探る! 皇太子と同じ年に生まれた著者ならではの皇室論
人類史上類をみないブザマな没落か、それとも亡国の炎を潜り再生を遂げるのか。堕落極まった平成日本の行く末を問う渾身の評論集
伊藤博文91点、東条英機52点、吉田茂27点、田中角栄57点。では小泉首相は? 気鋭の評論家が独自の国家観で全首相を徹底検証する
難航不落のシンガポールを攻略し、白人の植民地支配を破ったマレーの虎・山下奉文。その悲劇を帯びた末路が象徴する昭和の本質とは
「陸軍史上最大の奇才」は昭和という時代を通して、未来の日本に何を見たのか。石原莞爾像と戦前史の見方に変革を迫る渾身の力作
世俗的欲望を絶ち、自らを徹底的に純化する——彼は、なぜ有徳な人物を演じ続けたのか。日露開戦百年に明かされる乃木希典の実像
中曽根康弘、石原伸晃、孫正義、五木寛之――、十一人の論客と政治、経済から教育、宗教まで、日本がいま進むべき道を語り合う対談集
絶対絶命の日本文学にあって読むべき作品、語るべき作家とは? 文学の「今」と真向から対峙し続ける当代一の批評家の最新文藝評論集
衰退する日本。『大英帝国衰亡史』で毎日出版文化賞・山本七平賞を同時受賞した著者が、英国史にわが国の未来を鮮やかに読みとく
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