作品
昭和天皇から本田美奈子、米原万里まで、幾多の病苦に遭遇しつつも「生」と「死」のはざまで神々しく生き抜こうとした人々の足跡を辿る
激動の時代を生きた人々は、最期にどんな言葉を遺したのか——。よみがえる昭和が私たちに語りかける、鮮烈な生と死のメッセージ
著者畢生の評伝、待望の第三部。張作霖爆殺事件から血盟団事件まで、時代が混迷の相を深めるなかで、天皇・裕仁の懊悩が描かれる
1984年中国政府は田中角栄を通じて昭和天皇の訪中を画策。その後も同様の工作は繰り返された。中国はなぜ天皇にこだわるのか
最新の天皇研究をリードする著者が、松本清張が自らの総決算を意図した遺作を手がかりに、日本人にとって、天皇制とは何かを探る
昭和天皇にお仕えした料理番の絶筆。質素で温厚で、国民をひたすら愛する天皇のお人柄が、日々の食事のメニューとともに明らかに
少年期から昭和二十年の終戦までの前半生。その素顔、家族、信条、愛読書、政治観、世界観、歴史観などを激動の生涯とともに振り返る
「昭和」が歴史になりつつある今だからこそ見えてくるものがある。時代の底で動いたものは何だったのか。現代を代表する歴史家が問う
膨大な資料、圧倒的な筆致で描き出す「彼の人」のさびしさ。第一部は出生から青年期まで。日本人の魂をえぐる著者のライフワーク
「彼の人」とその周囲の人々を通じ、激動の時代を描き尽くす傑作評伝。初めての外遊を経て大正が終わり、ついに裕仁の時代が訪れる
聖徳太子から昭和天皇まで、その道の碩学が取っておきの材料を開陳、歴史探偵が質問役となって歴史の面白さが語られる。読まねば損!
たった一人の元老として歴代首相を選び、昭和天皇とともに政治をつくった巨人を、三人の「妻」との私生活にまで踏み込んで解剖する
昭和天皇の話し方から日本語の問題を、そして悪口の言い方から文章論を考察。他、鏡花、折口、源氏を論じて納得の講演・対談集
深い見識と屈指の名文で昭和を、日本語を語り、世相を論じる。国を愛し憂うるが故に、時に厳しく時にホロリと、現代に必読の名随筆
昭和という時代の芯は、昭和天皇の存在とアメリカの影の二つである。六十四年を三期に分かち、激動の時代を理解する画期的昭和史
満州国、南京事件から昭和天皇の戦争責任、戦後教育まで、ここ数十年常に蒸し返されてきた不毛な論争に気鋭の論者が終止符を打つ
聖武天皇の写経、嵯峨天皇の詩、後醍醐天皇の願文から昭和天皇の署名まで、歴朝45人の直筆が物語る天皇の真実。驚きの新発見満載
天子になることを夢想した北一輝。天皇を恋慕し続けた三島。北を終生、許さなかった天皇。近代史に隠された壮絶な「人間ドラマ」の全て
「桑名のシジミはどうか」「サッチャーは軍艦を出すか」「高見山は残念だろうな」。昭和天皇が大臣らに語った肉声を掘り起こした名著
明治天皇の酒量、伊藤博文の英語力、吉田茂の大好物、マッカーサーのマザコン、巣鴨プリズンの中のカード博打……知っていますか
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。