


『俺たちの箱根駅伝』作品紹介
古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根駅伝の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根駅伝本選のスタートラインに立つことは出来るのか?
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
各界からの共感&注目の声を一挙紹介!
かつて箱根駅伝を走った名ランナーや指導者たちは『俺たちの箱根駅伝』をどう読んだのか…リアルな感想や関係者だからこそ実感した、箱根駅伝にまつわるエピソードの数々をまとめました!
おもな登場人物
登場人物
- 甲斐真人
- 明誠学院大学 陸上競技部監督
- 諸矢久繁
- 同 陸上競技部前監督
- 青葉隼斗
- 同 4年生
- 前島友介
- 同 4年生
- 矢野計図
- 同 3年生
- 徳重亮
- 大日テレビ 箱根駅伝チーフプロデューサー
- 宮本菜月
- 同 箱根駅伝チーフディレクター
- 北村義男
- 同 スポーツ局長
- 辛島文三
- 同 アナウンサー
- 黒石武
- 同 編成局長
関東学生連合チーム
- 桐島兵吾
- 関東学連(関東学生陸上競技連盟)幹事
- 大沼清治郎
- 東邦経済大学 監督/学生連合コーチ
- 北野公一
- 清和国際大学 監督/ 同
- 諫山天馬
- 品川工業大学 4年生
- 猪又丈
- 武蔵野農業大学 2年生
- 倉科弾
- 山王大学 2年生
- 咲山巧
- 関東中央大学 4年生
- 佐和田晴
- 調布大学 4年生
- 富岡周人
- 目黒教育大学 4年生
- 内藤星也
- 関東文化大学 2年生
- 乃木圭介
- 京成大学 1年生
- 松木浩太
- 清和国際大学 4年生
- 峰岸蓮
- 多摩塾大学 4年生
- 村井大地
- 東邦経済大学 3年生
- 桃山遙
- 東洋商科大学 2年生
東京箱根間往復大学駅伝競走コース図
池井戸潤さん『俺たちの箱根駅伝』インタビュー
構想に10年をかけた最新長編は、どのように書きあげられたのか――発売を記念して著者の池井戸さんが、創作秘話をたっぷり語ってくれました。
- 「箱根駅伝中継の舞台裏にあったドラマ」を掘り起こすまで
- 創作秘話「レースも小説も、筋書きなしで」
- 箱根駅伝の魅力「敗者の物語にこそ、希望がある」
- 「ここの坂はそれほどではない」「あのエリアには救護員しか入れない」連載中に届いた“指摘”
- 『俺たちの箱根駅伝』池井戸潤さん 選手の汗、中継スタッフの情熱描く[読売新聞オンライン]
- みんなに伝えたい「箱根駅伝」の話[読書のいずみ]
お知らせ
- 2026.04.01
- <特集>出版四社合同の池井戸潤プロジェクト2026がいよいよ始動!
- 2026.04.01
- 特設サイトを公開しました
- 2026.02.25
- <ニュース>池井戸潤原作の日本テレビ系連続ドラマ『俺たちの箱根駅伝』。箱根駅伝に挑むライバル大学の陸上競技部の監督陣も発表!
- 2026.02.18
- <ニュース>池井戸潤原作の日本テレビ系連続ドラマ『俺たちの箱根駅伝』。陸上競技部監督役の山下智久、箱根駅伝に挑む学生キャスト、いよいよクランクイン!
- 2026.01.30
- <ニュース>池井戸潤原作の日本テレビ系連続ドラマ『俺たちの箱根駅伝』。217.1㎞の箱根路に全身全霊をかけて挑む、18名の学生キャストが発表!
- 2026.01.22
- <ニュース>池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』連続ドラマに山下智久の出演決定! 元箱根駅伝出場選手で、陸上競技部の新監督役に
- 2026.01.05
- <ニュース>池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』連続ドラマ主演に大泉洋が決定!
著者紹介
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で江戸川乱歩賞、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で直木賞、23年『ハヤブサ消防団』で柴田錬三郎賞を受賞。主な作品に「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『下町ロケット ガウディ計画』『下町ロケット ゴースト』『下町ロケットヤタガラス』)、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『半沢直樹 アルルカンと道化師』)、「花咲舞」シリーズ(『不祥事』『花咲舞が黙ってない』)がある。ほかに『空飛ぶタイヤ』『シャイロックの子供たち』『七つの会議』『陸王』『ノーサイド・ゲーム』『民王』『アキラとあきら』『俺たちの箱根駅伝』『BT’63』など。








『俺たちの箱根駅伝』ドラマ化によせて
池井戸潤
『箱根駅伝』の中継ポイントは地名で呼ばれるのに、なぜ「小涌園前」だけが地名ではなく施設名で呼ばれるのか? こんな小さな疑問が、上下巻に及ぶ膨大なストーリーと人間ドラマに発展するとは思いませんでした。
ランナーとして、またそれを支える側に回って「箱根」に賭ける学生たちの情熱、タスキへの思い。その映像をリアルに届けようと奮闘するテレビマンたちの執念。いかにエンタメとはいえ、迂闊に手を出せない真剣勝負をどう小説に落とし込むのか――。
書きたいと思ってから、実際に書き上げるまで、気がつけば何年もの月日が流れていました。
学生ランナーはもとより、『箱根駅伝』に関わる全ての人達へのリスペクトを胸に、彼らに負けない熱量をもってひたすら書いた、まさに渾身の一作です。視聴者の皆さん、そして読者の皆さんも、ひとりのランナーとなってタスキを繋ぐ友情と信頼、そして意地と執念がぶつかり合う全十区、217.1キロを駆け抜けてください。もう二度と、こんな小説は書けないでしょう。