2009.05.20 インタビューほか

何が起こってもおかしくない世界

澤島 優子

『コズミック・ゼロ』 (清涼院流水 著)

何が起こってもおかしくない世界

清涼院流水
一九七四年兵庫県生まれ。京都大学在学中の一九九六年に『コズミック 世紀末探偵神話』で第二回メフィスト賞を受賞しデビュー。発表当初から型破りな設定やストーリーが話題を呼び、読者のみならずミステリー作家の間でも賛否両論が飛び交った。その後も旺盛な執筆活動を続け、十三年間に六〇冊を越す著作がある。
水野俊哉
一九七三年東京都生まれ。大学卒業後、金融機関に就職。退職後、インターネット通販関連の会社を起業するも失敗、三億円の負債を抱える。その後は経営コンサルタントとして多くのベンチャー企業の経営にかかわりながら、世界中の成功本やビジネス書を読破し、さまざまな成功法則を研究する。二〇〇八年、初の著書『成功本50冊「勝ち抜け」案内』がベストセラーとなる。現在、「水野流水」名義で清涼院氏との共著を準備中。

清涼院  まず、水野さんと僕の関係を簡単に説明しておきます。僕はビジネス書が大好きで、小説の十倍くらいビジネス書を読んでいて、その体験を活かしたいと思って書いたのが『成功学キャラ教授 4000万円トクする話』(講談社)なんですが、小説のレーベルで出したためビジネス書の読者にはほとんど知られていなかったんです。それが、水野さんのデビュー作『成功本50冊「勝ち抜け」案内』(光文社)で取り上げられてから、にわかに知られるようになりまして……。

水野俊哉(photo NG)      清涼院流水

水野  私が『キャラ教授』に出会ったのは、事業に失敗して三億円の負債を抱えた頃で、暇になったので久々に小説でも読もうかと書店に入って最初に目についたのが『キャラ教授』でした。これが意外にもミステリーではなくいわゆる成功本で、しかもすごく面白かったんですね。その数年後、私自身がビジネス書の紹介本を書くことになり、五十冊を選んだ中に『キャラ教授』も加えたところ、ビジネス書の書評家の方から、「『キャラ教授』だけは知らなかったけど、読んでみたらすごく面白かった」と大反響をいただいて……。

コズミック・ゼロ
清涼院 流水・著

定価:1680円(税込)

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