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70代でひとり暮らし歴40年以上! でも、毎日たのしい! 中野翠さん『いくつになっても』発売!

人気コラムニストが綴る、オシャレで充実した暮らしを送るためのヒント

『いくつになっても トシヨリ生活の愉しみ』 (中野翠 著)

 黒い服にビタミンカラーの大きな球をつないだネックレス、グリーンのアンティーク風コート――いつお会いしてもお洒落な中野翠さんは、1946年生まれの70代。「サンデー毎日」の連載コラムは30年を超え、「週刊文春」の映画評も来年で30年。日本を代表する名コラム二ストです。40年以上という 一人暮らしも、いつも楽しそう。

「ああ、中野さんみたいにトシを重ねたい」

 そんな思いで、お願いしたのが本書です。

 尊敬する「先輩」たちも数多く登場します。対照的な生き方をした森茉莉と沢村貞子、ユニークな自撮り写真の西本喜美子さん、憧れの美老人・笠智衆、映画「八月の鯨」に登場するリリアン・ギッシュ、NYで半世紀以上ストリート・ ファッションを撮り続けたビル・カニンガム──。

 そして、あえて「バアサン・ファッション」と呼ぶお洒落術。お気に入りの服、靴、アクセサリー、ステッキなどをイラスト入りで。日本のバアサン用パジャマには、くすんだピンクやラベンダー色の花柄が多いという指摘に納得です。 一番参考になるのは、「老後の愉しみ」の章。地球儀と高校生用の歴史教科書 を手もとに置いて、常に社会の動きをつかみながら、クロスワード・パズルや メール句会でボケ防止。ペットとしてのアイボの可愛さにもふれています。

「いよいよ人生の放課後だあ。あれもしたい、これもしたい」(帯コピーより)

 そんなわくわくする老後の楽しみ方が詰められた、ランチボックスのような本です。


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