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【速報】第163回芥川龍之介賞候補作が発表されました。

日本文学振興会より、第163回芥川龍之介賞の候補作が発表されました。選考委員会は、きたる2020年7月15日(水)午後2時より都内で開催されます。

◆選考委員(五十音順) 小川洋子・奥泉光・川上弘美・島田雅彦・平野啓一郎(新任)・堀江敏幸・松浦寿輝・山田詠美・吉田修一

◆正賞  時計  副賞  賞金100万円

◆発表 「文藝春秋」9月号(8月7日発売)に受賞作全文と選評を掲載。


候補作品(作者名:五十音順)

©篠田英美​

石原 燃 (いしはら・ねん)「赤い砂を蹴る」  文學界6月号

1972年、東京都文京区生まれ。武蔵野美術大学卒。2009年より劇作家として活動。10年「フォルモサ!」で劇団大阪創立40周年の戯曲賞にて大賞を受賞。11年、短編「はっさく」が「テアトロ」10月号に掲載、その抜粋版がNYの演劇人が立ち上げたチャリティー企画「震災 Shinsai:Theaters for Japan」で取り上げられ、12年3月11日に全米で上演される。本作が小説デビュー作となる。

〈作品〉 「はるか」2010年せりふの時代Vol.56。「はっさく」11年テアトロ10月号=12年「震災 Shinsai:Theaters for Japan」にて全米上演。「人の香り」12年『優秀新人戯曲集2013』所収=第18回劇作家協会新人戯曲賞最終候補。「父を葬る」13年テアトロ4月号=第24回テアトロ新人戯曲賞佳作受賞。「沈黙」14年テアトロ11月号=第22回OMS戯曲賞最終候補。「白い花を隠す」17年テアトロ5月号。

岡本 学 (おかもと・まなぶ) 「アウア・エイジ (Our Age)」  群像2月号

1972年8月11日東京都日野市生まれ。早稲田大学教育学部理学科数学専修卒。早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士課程修了。博士(国際情報通信学)。日本電信電話株式会社勤務  、神奈川工科大学情報学部准教授を経て、2017年より教授。12年、「 架空列車」で第55回群像新人文学賞を受賞。同年、本作品を収録した『架空列車』でデビュー。

〈作品〉「架空列車」2012年群像6月号、 単行本は同年講談社刊。「再起動」16年群像11月号、単行本は17年講談社刊。「俺の部屋からは野球場が見える」18年群像4月号。

高山 羽根子(たかやま・はねこ)「首里の馬」  新潮3月号

1975年5月9日富山県富山市生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年「うどん  キツネつきの」が第1回創元SF短編賞の佳作に選出される。同年、 同作を収録したアンソロジー『原色の想像力』(創元SF文庫)でデビュー。16年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞受賞。

〈作品〉『うどん  キツネつきの』2014年東京創元社刊  =第36回日本SF大賞最終候補。「太陽の側の島」16年婦人公論4月12日号。「オブジェクタム」18年小説トリッパ ー春季号、単行本は18年朝日新聞出版刊(「太陽の側の島」併録)=第39回日本SF大賞最終候補。「居た場所」18年文藝冬季号=第160回芥川賞候補、単行本は19年河出書房新社刊 。「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」19年すばる5月号=第161回芥川賞候補、  単行本は19年集英社刊 。「如何様」19年小説トリッパ ー夏季 号、 単行本は19年朝日新聞出版刊=第41回野間文芸新人賞候補。

©橘蓮二

遠野 遥(とおの・はるか)「破局」  文藝夏季号

1991年8月22日神奈川県藤沢市生まれ。慶應義塾大学法学部卒。2019年「改良」で第56回文藝賞を受賞しデビュー。

〈作品〉「改良」2019年文藝冬季号、単行本は同年河出書房新社刊。

三木三奈(みき・みな)「アキちゃん」  文學界5月号

1991年埼玉県生まれ。2020年「アキちゃん」で第125回文學界新人賞を受賞しデビュー。

〈作品〉「アキちゃん」2020年文學界5月号。