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2006年春に解体された御茶ノ水のシンボル・文化学院旧館校舎。この「大正時代の落とし子」をコダクローム64フィルムにとどめた写真集
苦沙弥先生の家に同居する猫の吾輩氏の発言には、時代を超えて現代に通じる普遍性がある。夏目漱石『吾輩は猫である』を斬新に再読
「文藝春秋」に掲載された良質な歴史エッセイ、手記、回想録で読む幕末維新の人物史。龍馬が、西郷が、勝が、新選組が、いまあざやかに甦る
中学理科を全部図でまとめたヒット参考書の新課程版。図を転写することで、全体を理解しながら記憶を定着。定期テスト・入試に!
銀座界隈から下町さらには京都や故郷の高知まで、人生を豊かにしてくれた美味い店を、滋味溢れるエッセイで綴った一力流美食入門
一流企業勤務の夫が失踪した。事件に巻き込まれたのか? それとも他に女がいるのか? 苦悩する妻は家庭を守るために立ち上がる
失踪中の夫が帰ってきた。ただしその身は海底で朽ちていると。死後の軌跡をたどる2人。心震わせる哀しく深いゴースト・ストーリー
著者は数百万年先の惑星運行を予測する数学者。気候変動・小惑星衝突・伝染病・経済恐慌などから「予測」の科学を解きあかします
ある日突然、消えた妻。跡を辿ろうとする夫は、2人の婚姻届すら提出されていなかった事実を知る。彼女は一体何者だったのか——
なぜ「草食系男子」は増えたのか。自然淘汰の理論では説明のつかない、この“逆行”を動物行動学の知見から大マジメに考えてみました
不祥事発覚で窮地に追い込まれる政治家、大企業、タレントなどに欠けている「記者会見のノウハウ」を自らの体験をもとに具体的に伝授
向田邦子20代、映画雑誌の記者だったころの瑞々しい文章、「男どき女どき」(エッセイ)、年譜などで、全集本篇は締めくくられる
男女が出会い、夫婦になり、家族をつくって、幸せな一生なのか。消えてゆく命の前で、ただ静かに妻を見送る父と2人の息子たち
早期退職後探偵事務所を開業した仁木と押しかけ助手の美少女安梨沙。人々の心模様を「アリス」のキャラクターに託した七つの物語
都内でOLとして働き始めて3年。実はまだ「チン子」がついています…そんな日々をまったり綴るイラスト+エッセイ
オトコ時代の男女交際、女子になるきっかけ、そしてOLに…タイで(チン子取る)手術を受ける前のドキドキの日々!
仕事のプレッシャーから薬中毒患者となり、鬱病と診断された筆者が快癒していくさまをユーモラスな筆致で描く鬱病闘病記の決定版
日舞から剣道に飛び込んだ柔の早苗と剣道エリートの剛の香織。青春を剣道にかける傑作エンターテインメント。
60年安保を皮切りに数々の闘争を指揮してきた著者。どんな闘争でも世のため人のために動き苦しんだ彼の清廉な生き様が胸に迫る。
給料が下がり、失業者が増え、非婚化、少子化が進み、将来への希望が持てないデフレ時代。サバイバル術16カ条を人気経済評論家が指南する
毎日新聞変態記事騒動からマスメディアの未来像まで。ネットニュースのパイオニアが独自の視点で描くインターネット・ビジネスの新しい形
同じ年に生まれ、同じバンドで競いあった巨星の出会いと別れ、交錯する生涯。彼らなくして、現代ジャズはなし。ファン待望の力作評伝
ペリー来航からわずか15年で将軍が4人も代わり、政権交代が行われた激動の時代。徳川家サイドから見た歴史観・人間観とは何か?
皇太子の「人格否定発言」以来、揺れ続ける平成皇室。論客たちが「文藝春秋」誌上で繰り広げた議論を集大成し、天皇家の実像に迫る
警備会社社長宛に「家康公顕彰会」を名乗る組織から脅迫状が届いた。そして、この社長が人を殺してしまう。十津川警部、新たな挑戦
息子は1歳の誕生日をむかえたばかりで眠るように死んだ。圧倒的な彼岸の風景と土地に残る死の記憶がもたらした奇跡の再生の物語
偉大な文豪を父に持ったがために、“小”デュマと呼ばれた息子。名作「椿姫」の作者であり父をしのぐ栄誉に輝いた男の苦悩の生涯
接待でワイン1本飲んだ日も、あの日もこの日も妊娠してました。産む時、40歳…。妊婦・伊藤理佐の日常を、「窓」全開でお届けします!
レトロな下宿、真綿荘に集う人々の恋はどこかいびつで滑稽で切ない……。不器用な恋人達、不道徳な純愛など様々なかたちを描く
水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫。日本の漫画界を代表する3人の娘たちが明かす、父の横顔、創作秘話。抱腹絶倒のトーク集
世界金融危機は資本主義に歴史的な構造変化をもたらした。水野和夫・田坂広志・榊原英資のエコノミスト3人による緊急・大胆予測
ディドロ、サルトル、西鶴、大江をどう評価するのか? まったく新しい文学観で世界・日本文学全集全300巻を編み直す画期的試み
日本赤十字社の生みの親として知られる佐野常民。類稀な行動力で幕末の佐賀藩を近代化へと導いた男の半生を描く、本格歴史小説
結婚式ひとつとっても、できちゃった婚、国際結婚、年増婚、再婚……と複雑化するマナー。その裏にある人のココロを読み解く
クジャクの羽、ガゼルの角、ヒトの手足……じつは体が対称なほど優れたオスだった! 世間を騒然とさせた竹内作品が文春文庫に登場
振り込め詐欺、連続放火、騒音おばさん、交換殺人他。『冤罪者』に始まる「——者」シリーズの姉妹篇。日常に潜む悪意を描くミステリ集
老小説家が、衰えと嫉妬の狭間で煩悶し、来し方を振り返り見つめる性と生。奔放な愛人との13年間の奇妙な愛欲の果てに見たもの
ライター・滋子の許に舞い込んだ奇妙な依頼。その真偽を探るべく16年前の殺人事件を追う滋子の眼前に、驚愕の真実が露になる!
松ヶ岡藩内きっての実力者、奏者番の加納を毒殺しようとした下手人は誰か。竹林で暮らす足軽にして藩の隠密・鬼悠市が真相に迫る
ちなみと鴨居、大学の同級生だった2人は、互いに好意を持ちながらもそれぞれの人生を歩んでいく……「恋愛の教祖」柴門ふみの原点
19世紀半ばの欧米で起きた心霊現象ブーム。ノーベル賞科学者の研究チームが能力の限りを尽くして実証した「死後の世界」とは?
高知・会津若松・鹿児島・大阪・佐賀など12の土地を歴訪し、その風土と人物との関わり合い、歴史との交差部分をつぶさに見なおす
麻布の朝比奈家に嫁いだ苑香。やがて、一家は不思議と家運が上向きはじめるが……。女性がもたらした旧家の隆盛と凋落を描く
世紀火災海上保険の極秘資料を『中央経済』がスクープ。広報課長は、派閥抗争に巻き込まれながら、ミドルとしての生き方に悩む
世界に悪名を残した独裁者、暴君たちを一堂に、身の毛もよだつ極悪ぶりを描く。ヒトラー、フセイン、スターリン、毛沢東、ドラキュラ公ら
二・二六事件の反乱軍の自宅はすべて盗聴されていた。その録音盤からは、北一輝を騙る謀略電話が発見されたのだ。何のために?
勝谷誠彦さんが日本各地を飛び回り、自分の嗅覚と五感だけを頼りに見つけた飛び切り旨い店の数々をこっそり教える文庫オリジナル
史実の中に真の人間像を追求した著者渾身の大作。井伊直弼と吉田松陰を両軸に幕末の力と熱の対立を描く。全12巻、毎月順次刊行予定
グーグル、インテル、アップル、マイクロソフトらの創業者たちの言葉から、梅田望夫が読み解く、技術の流れ、起業の秘密、変化の本質
自他ともに認める時代小説好きの3人が「はじめて時代小説にめざめた一作」「いろいろ読んできて、現在、最高と思う作品」を厳選
自分の人生の地図を書く〈マッピング〉こそ勝つ秘訣だ。「満員電車には乗るな」など8つの「鉄則」で、ビジネスの勝ち方は学び取れる!
突然社命が…。お取り寄せ通販「セコムの食」のただひとりのバイヤーとして全国から究極の1品を探し出す元看護師OLの奮戦記!
西国のとある小藩に国替えの噂が。かつて交誼のあった家老と下級武士、2人の運命が再び交わることに。第14回松本清張賞受賞作
ボッティチェッリの『秋』が発見された!? 真贋を見抜く天才・神永美有が、西洋絵画から正倉院御物まで美術にまつわる謎を解く5篇
応仁の乱前夜の京都。没落公家の跡取り十川迪輔(そがわ・みちすけ)は、燃え盛る堂舎と鬼の描かれた奇怪な絵巻の謎を追い2人の仲間とともに奔走する
友人からホンダ・ビートを譲り受けた19歳の主人公と仲間たちの、疾走する群像小説。芥川賞候補にもなった新鋭による待望の最新刊
「ハビビ」とはアラビア語で「仲のいい関係」の意味。インドから中東を旅した著者が、貧しくも楽しく生きる人たちの生々しい姿をレポート