作品
またもや窮地に追い込まれる一心。「いっそのこと、日本へ帰っては」と思い悩む中国の養父・陸徳志。一心の決断は? 感動の最終巻。
またもや窮地に追い込まれる一心。「いっそのこと、日本へ帰っては」と口にする中国の養父・陸徳志。一心の決断は? 感動の最終巻。
宝華製鉄所プロジェクトは苦難の連続だった。激務の合間に松本耕次は、子供たちの消息を求めて戦争孤児探しの訪中団に加わった。
「宝華製鉄は夏国鋒に引かせるためのトランプのババなのだ」党中央の権力闘争は過熱する。一方、一心はついに妹の消息をつきとめる。
1966年、中国では文化大革命の嵐が吹き荒れる。日本人であるが故に内モンゴルの労働改造所へ送られた陸一心の運命は?
中国の養父の恩愛で救われた一心は、日中共同の製鉄所建設に加わった。日本側の事務所長・松本は、かつて満蒙開拓団にいたのだがー。
構想10年・毎日出版文化賞特別賞受賞の傑作「運命の人」全4巻が電子書籍の合本として登場。電子版には、この作品に寄せる著者の談話と沖縄取材記を特別収録。
NHKでドラマ化された山崎豊子の感動巨篇「大地の子」全4巻が電子書籍の合本として登場。最後に選ぶのは祖国日本か中国か。血と汗と涙の傑作巨篇!
昭和46年春、特ダネ記者の弓成亮太は沖縄返還交渉にまつわる密約の存在に勘づく。熾烈なスクープ合戦の中、彼はある女性と……
地裁判決が2人の明暗を分けた。女が週刊誌に発表した手記が、波紋を広げていく。強大な国家権力に追い詰められた弓成の運命は?
誇り、家族、一生を賭けた仕事。すべてを失った弓成に、思いがけないニュースが届く。沖縄基地問題の原点を見据える巨篇、完結
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