作品
源博雅の笛・葉二の過去、蝉丸の若き日の恋。そして、人の魂を召喚する秘儀の正体とは。「陰陽師」シリーズ第17巻!
人形浄瑠璃に魅せられ、人形浄瑠璃のために生きた人々の喜怒哀楽と浮き沈みと、愛しい人間模様をいきいきと描く群像時代小説。
戦前に活躍した時代小説家・瀧川駿。1部は瀧川の生涯を追う物語、2部は著者の自伝的小説、3部は瀧川の名作の再録。
藩の派閥争いの中で兄が命を落とし、周五郎が町を去ることを覚悟する佳乃。想いは通じ合いつつも、ふたりが選んだ哀しい決意とはー。
明の海寇を父に、日本人を母に生まれた福松は、台頭する清に抗い、海に居場所を求めて闘い続ける。鄭成功の半生を新たな形で描く。
江戸を焼き尽くした大火を乗り越え、復興に向け知恵を出し合う照降町の人々。佳乃と吉原の花魁・梅花が仕掛ける前代未聞の企てとは?
鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。
文政12年、材木置き場の奥で燃え上がる炎――「己丑の大火」から照降町を守るため、佳乃と周五郎は決死の策に出る。感動の第二巻。
日本橋近く、傘と下駄問屋が集まるその町に出戻ってきた鼻緒屋の娘・佳乃。浪人の周五郎と助け合い、町人や花魁からの注文に励むが。
人の運命を踏みにじる本当の敵は誰か? 片腕を失った少女は、時代に翻弄されながら生きる道を探すが……気鋭が放つ書き下ろし長編。
江戸町名主の跡取り息子・高橋麻之助のもとに縁談が三つも!だが、どの縁談も妙なところがあるようで……。果たして縁談の行方は⁉
籤引きで将軍になった男、銭で乱世を動かす女、育てた子に抱かれる乳母。現世に惑い浄土を求める、妖しく哀しい人間模様を描く六篇。
旗本の次男坊で部屋住みの俺は、兄が好意を寄せている下女にちょっかいを出そうとするが、その前に彼女は身籠る。はたして父親は誰?
都には人を滅びに導く魔物が棲んでいる。応仁の乱から幕府崩壊まで、戦いと裏切りに明け暮れた七人の男たちの生きざま。
十年下の押掛け女房は一途な情けを生涯捧げ、大姫、頼家、乙姫、実朝の四人を産み育てる。イラスト満載の歴史ロマンシリーズ第3弾
「論語」に描かれる神格化された姿ではなく、不運や失意にも苛まれた男の波瀾万丈を書いた大河小説。構想三十年にして最高傑作誕生!
信長に処刑された荒木村重一族の生き残りにして絵師となった岩佐又兵衛を描く歴史長編。
第27回松本清張賞受賞作書の力で、国を動かしたい――。唐の時代を舞台に、兄妹の数奇な運命が交差する。ロマン香る大河小説。
落飾した皇女を筆頭に、高貴な尼がひしめく比丘尼御所。悩める市井の人々がその門を叩く――。雅やかで心に染み入る連作短編集。
〈荒事〉の開祖にして最後は舞台上で刺殺されたカリスマ。謎多き初代團十郎の生涯を元禄の狂乱と江戸歌舞伎の胎動とともに描き切る。
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