作品
『マチネの終わりに』『ある男』に続く平野啓一郎最新作。母の死の真実を追う一人の男の姿を通して愛と幸福を問う現代文学の最高峰。
6歳の子を殺してしまった少年。遺体を森に埋めて罪を逃れたが、やがて森の開発計画が。仏文学界の鬼才が放つ傑作犯罪サスペンス。
銀座のクラブでの放火殺人が発生。捜査を進めるなかで、背後に政治家である父の存在が浮上する。破滅するのは父か、刑事自身なのか。
劇作家兼大学教授の呉誠は鬱々として楽しまず、台北の裏路地に隠遁し私立探偵の看板を掲げるが、猟奇殺人犯の濡れ衣を着せられ……。
2020年春、そして2度目の緊急事態宣言を前にシェフたちは何を思い、どう動いたのか。コロナ禍での葛藤と未来への希望を描く。
西欧の大航海時代以前に、世界経済は既につながっていた! 西暦一〇〇〇年の世界各地を旅するように生き生きと描く、胸躍る歴史書。
再生、破滅、自己救済、連帯、孤立、鎮魂…なるほど、こうだったのか。村上ワールドが面白いのにはわけがある。ハルキスト必携の書!
鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。
沖縄で出会い、アメリカに渡り40年。帰国して悠々自適となる直前、最愛の妻が突然帰らぬ人に。夫婦の清冽な半世紀を記す私小説。
文政12年、材木置き場の奥で燃え上がる炎――「己丑の大火」から照降町を守るため、佳乃と周五郎は決死の策に出る。感動の第二巻。
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、村上春樹――名作短編で英語を学ぶ。一冊で「英語力」と「思考力」を養う、東大英米文学講義。
現役中には語らなかったキム・ヨナ、母、将来について。そして人生をかけたサンクスツアーを写真と共に追うフォトエッセイ。
人気キャラクターたちの秘められた過去や、知られざる思い。本編では描かれることのなかった珠玉のエピソードを8編収録。
技法の仕組みを知り、からだ作りと、からだ使いの確認を!踊り手として指導者として著者が長年培った経験を文字化した究極の手引書
元NASA研究者の勧めで「コールドスリープ」を希望した男が、20年の眠りから目覚めた時、知人たちが次々に遺体で発見された。
大型台風が迫る中、強面ヤンキーの運転するオンボロ軽トラで東京を目指す女性。波乱だらけの強行軍を描いた表題作ほか全3編収録。
輝きたい人、この指とまれ! 将来のことや人間関係、子育てなどに悩んでいる方々へ。老若男女問わず、未来のトビラが開けます
サル、サメ、ワシ、トラ、ゾウ、イルカ、空中に産卵する魚など15の野生動物の特徴を日本で最も辺境を取材するTVマンが紹介する。
人の心を鋭く描く稀代の脚本家は、樹木の声をも聞く。全国各地の古木を訪ね歩いては詩と点描画で綴る、ライフワークが待望の書籍化。
一本の作品の話をすると、別の作品を思い出す。細部について語り出すと映画の話は止まらない。ぴあアプリ連載の名エッセイ書籍化。
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