作品
叔母さんが経営する文通会社で働き始めた十七歳の岳彦。引き籠もりだった彼は、手紙でしか解決できない事件と向きあい成長していく。
『やりくりアパート』『頓馬天狗』などで絶大な人気を誇った著者による昭和のテレビ芸能史。美空ひばり、高倉健、三木のり平も登場。
木犀の香が漂う夜、晴明と博雅、蝉丸が酒を飲んでいると天から斧が降ってきて――陰陽師安倍晴明の活躍を描く人気シリーズ第15弾。
炭鉱を襲う落盤事故と、それに続く連続怪死事件。現場の密室からはいつも、黒い狐の面をかぶった人影が……。三津田信三の真骨頂!
映画館が若者の知性、感性の孵卵器だった昭和40年代から60年代。むさぼるように見た思い出の映画。懐かしの映画館へのオマージュ
似顔絵描きとして生計を立てる鉄雄の元に急遽、法廷画の依頼が舞い込む。描くことになったのは、殺人の疑いをかけられた美女だった。
ショーンKから号泣議員に小保方晴子、又吉直樹に錦織圭などなど世間の話題をさらったあの人になりきる爆笑の本人術、完結。
官能文学の第一人者として長く君臨した作家が禁断のエロティシズムに挑む。秘められた毒と蜜。あなたの人生観を変える危険な小説。
「前科とお金、どっちが大事?」「病気は作んなきゃ」「お前が妊娠したらオレは逃げるきな」……。サイバラの人格を作った金言集。
「よう、さぼろうぜ」とふとした拍子に現れて、あの手この手で誘惑する「サボロー」。厄介だけど憎めない、「サボロー」の解体新書。
人質は企業データ、身代金は七千万、猶予は二日間……コードエージェント社長・安藤裕美と、プログラマー・鹿敷堂桂馬が犯人に挑む。
3・11後に地震研を辞めた準平は津波予知のプロジェクトに誘われる――。自らの使命を見つめ直す科学者たちの、新たな挑戦を描く。
79年前の事件を調査報道せよだって!? 戦後70周年のムチャ企画に敏腕事件記者は南京へ。戦争を知らないからこそ書けたルポ。
車を暴走させて八人の命を奪って消えた殺人犯。いま退職刑事の元にそいつからの挑戦状が。異常殺人犯と不屈の男の対決がはじまる!
世界最大の自動車メーカーで噴出した大スキャンダル。違法ソフトウェアはなぜ使われたのか? 事件に影さす権力闘争の実態を追う。
現代を写しだすショートショートやIWGPシリーズのマコトが書くコラム、ディープな人生相談など、ファンならずとも楽しめる一冊。
各国への友好の旅、先の戦争の地への慰霊の旅、そして被災地への旅。両陛下の旅にもっとも近くで随行した前侍従長の記録。
黄河文明より先に、草原地帯に青銅器文明は興っていた。唐、隋は漢民族の王朝ではない。そもそも漢民族という民族はいない。
全国有数の進学校である北海道初の中高一貫校「北嶺」。その設立経緯には独自の視座から構想を巡らし、実務を取り仕切った人物がいた
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