作品
「セルロイド」はカリスマ的人気を誇るアニメーション監督・伊藤七瀬が主人公。ミステリー界の新鋭がアニメ業界の光と影に迫る。
なぜ私は体験していない南方の戦場や爆心地・長崎を書き続けるのか。出発点に立ち戻った作家の寓話的かつポリフォニックな中篇集。
大きな崩壊を前に、目に映るものは何か。交差する追憶と現実。樹々と川の彩りの中に、崩壊の予兆と人知れぬ思いを繊細に描き出す。
関ケ原の戦いが変えた日本の運命、『竜馬がゆく』を執筆するに到るいきさつ等々全集第一期の月報を基にまとめられた談話集
日本SF小説史上最大のヒット作、その決定版が電子書籍オリジナルで登場。文庫の上下巻が一冊になりました。
中学1年生で終戦を迎えた昭が、多感な少年期に戦時下の樺太で体感した、生と死の鮮烈なコントラストを描く秀作中編
ますます注目を集める新人作家・佐藤巖太郎の オール讀物新人賞受賞短篇が電子書籍オリジナルで登場
奇怪な衣装で宇宙哲学を語り、あの手この手で自分の臥竜伝説を作ろうとする——諸葛孔明はそんなアブなくてセコい男だった!
三顧の礼を受け、とうとう劉備軍団入りした孔明。常人には理解しがたい論理で動く劉備と、屈強で頑固な張飛や関羽との折り合いは?
月山の麓にある注連寺に居候した「わたし」は、現世と隔離されたような村で冬を越す。此の世ならぬ幽明の世界を描いた芥川賞受賞作。
夢に亡くなったママが現れたのは、都が陵と暮らしはじめてからだった。きょうだいが辿りついた愛のかたちとは。読売文学賞受賞作。
戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、開戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。「文藝春秋」読者賞受賞
ナチスに追われたユダヤ人たちを満州に逃がした男は、後にアッツ島玉砕作戦の指揮官となる——。歴史に翻弄されたその生涯を描く
青山文平さん、北尾トロさんの連載がスタート。対談には、東山彰良さんと人気シナリオライターの虚淵玄さんが登場。
立ち合いの瞬間爆発する力士、頭のない前頭、連日、殺されていく対戦予定の力士……。相撲と本格ミステリ、奇跡のコラボレーション
昭和を彩る歌謡曲を題材に生れた小説たち。「時の過ぎゆくままに」「小指の想い出」など名曲が鮮やかに甦る珠玉の短編集。
幼い頃から失敗ばかりの大西秀明が天才芸人・明石家さんまに出会い、導かれ、失敗を繰り返しながら“本当の自分の道”を見つけだす。
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