戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、開戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。「文藝春秋」読者賞受賞
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「文藝春秋」2005年の読者賞を受賞した座談会が新書として登場。対米戦争の目的は何だったのか? 陸軍エリートはどこで間違えた? その他、特攻、玉砕、戦艦大和など、20世紀日本最大の失敗を、最高のメンバーが論じつくしました。詳しい注が付いているので、歴史をあまり知らない人でも大丈夫。「あの戦争」をもう一度考え直してみるうえで、格好の導入書となりました。(KY)
昭和史研究家。1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒。編集者時代の1972年に『死なう団事件』で作家デビューして以降、一貫して日本の近現代史を検証し続け、約5000人もの歴史の証人を取材してきた。2004年、昭和史研究の第一人者として第52回菊池寛賞を受賞。主な作品に『東條英機と天皇の時代』、『瀬島龍三参謀の昭和史』、『昭和史七つの謎』、『昭和陸軍の研究』、『あの戦争は何だったのか』などがある
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