作品
寛政4年、島原の前山が大噴火、地震と津波を誘発し、城下町は一夜にして砂漠と化した。大自然の猛威を描く表題作ほか中短篇全4作
ヒトのオスにはちとキビシイが、動物には無条件の愛を惜しみなくそそいでしまう。イヌとネコ計6匹との賑やかな日常を綴る傑作エッセイ
06年に逝った著者、渾身のがん闘病記を収録する週刊文春「私の読書日記」と95年からの書評を集めた才気とユーモア溢れる1冊
ヒトのオスには厳しいけれど、犬と猫には惜しみなく愛をそそいだ。ペットと「家族」にまつわる話を集めた心あたたまるエッセイ集
セコい発明でこの世の大問題を解決!? 国家機密の隠し方、情緒安定なでなで装置など、ユーモアあふれるアイデア満載の発明ブック
貧民窟で母親の閨の相手をした多指症の男娼が指を切り落とし、釧路の夜の支配者へのしあがる――著者新境地の傑作ノワール、誕生。
女犯の咎で寺を追われた僧侶、王昭君の肖像画を描く画家の懊悩。人間普遍の精神の血しぶきを鮮やかに描く初期傑作短篇集!
北欧・イェンセン家のクリスマス写真を中心に、料理や小物など、手づくりをして楽しむクリスマスを提案。プレゼントにもどうぞ
狭くても古くても、ちょっとの手しごとでこんなに快適で可愛いお部屋に早変わり! 具体的なマンションDIYのノウハウ満載
古代中国史の中で、この男ほど謎と伝説に彩られた武人はいない。遊牧民の子が、苛烈な試練をへて、商王朝を覆滅する雄渾な歴史叙事詩
争いを好まず、詐術とは無縁のまま乱世を生き抜いた小国の宰相、華元。大国晋と楚の和睦を実現に導いた男の奇跡の生涯を描く名作
栄枯盛衰、因果応報、今日も誰かが笑えば誰かが泣いている。神の気まぐれに翻弄される人々の姿を描くポップでシュールな八つの短篇。
文学の荒野をひとり行く中原昌也が、ついに長篇小説を世に問う。もはや世界のどこにも存在しない人間の意識の描出に挑む問題作。
亡き父の日記から慶応大学での日々、知の巨人や歌舞伎の名優らの素顔を浮かび上がらせる。昭和初期の貴重な資料ともなる書き下ろし。
容疑者の顔写真を逮捕前から掲載、乱痴気パーティーを長文で報道……。なぜ英国の報道はこんなにも「なんでもあり」なのか?
構想10年・毎日出版文化賞特別賞受賞の傑作「運命の人」全4巻が電子書籍の合本として登場。電子版には、この作品に寄せる著者の談話と沖縄取材記を特別収録。
NHKでドラマ化された山崎豊子の感動巨篇「大地の子」全4巻が電子書籍の合本として登場。最後に選ぶのは祖国日本か中国か。血と汗と涙の傑作巨篇!
80年代以降の情報誌文化を創出し、リクルート事件やダイエーによる買収を克服した“時代の企業”。その強さを元幹部が明らかにする
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