作品
原子力崩壊後の世界―青年ウマソーは警備保障会社に就職をするが、市長の娘に恋をした罰で、廃炉の職場に飛ばされる…傑作長篇小説。
妻の看取りに臨む夫は、病院で何を考えるのか? 妻の社会性を応援したい……がん患者が最期まで社会人でいられるのかを問う病院小説
社長の父親に乞われ、商社から大手生命保険会社に転職した広岡。その人柄と能力で信頼を得て、新機軸を打ち立てる彼を襲う悲劇とは?
博多を訪れた坂崎磐音は、武芸者に囲まれた若侍と娘を助けるが……。一方、江戸では、友人の品川柳次郎が家廃絶の危機に悩んでいた。
磐音とおこんの帰りを待つ江戸。南町奉行所の笹塚孫一は、六年前に苦い思いを味わわされることになった男が島抜けした報せを聞き…。
古代中国・晋の宰相として国を支え続けた趙一族の盛衰を、歴史と運命への透徹した視点をもって描いた初期の傑作長篇を新装版で。
命がけの恋や、歴史を動かした英雄を描いた名画、画家の人生を決定づけた一枚など「運命の絵」を読み解く。絵画はすべてカラー掲載。
あるモーテル経営者から奇妙な手紙が届いた。送り主は連日、天井の覗き穴から宿泊客のセックスを観察して記録をつけていた……。
日本初の「全文訳」、詳細な訳註収録の決定版「赤毛のアン」シリーズ第四巻。校長となったアンは医師を目指すギルバートと文通する。
新幹線で食べる海苔弁の美味さ、油揚げが人格者である理由、そしてかまぼこ板の美学とは――。食を愉しみ、食を哲学する名エッセイ。
由緒正しき牛鍋屋、「くじらのお宿」の鯨食べ比べに悶絶、パリのにんじんサラダの深さ、濃さ。どこまでも美味しい世界にご招待!
空腹をなだめてくれるちくわの静かな狂気、盛岡で満たされるコッペパン。暮らしの中にも旅先にも美味しさたっぷり。文庫オリジナル。
記者会見や授賞式、結婚式などで知られる東京會舘。大正十一年の落成から改装を経ての再開まで、昭和、平成と集った人々を描く長編。
”お局美智”は当分、休暇を取れそうにない!? 電子オリジナル小説『お局美智』シリーズ、待望の第8作が登場!!
乙武が三浦に、生い立ち、家族、孤独を訊き、三浦が乙武の不倫、選挙活動に迫る! 話題の二人が包み隠さず語る過激で優しい対話集。
第1弾はハワイ・オアフ島。ひとりだからこそ、好アクセスのスポットを中心にご紹介。便利なひとことメモも大充実の詳細MAP付きです。
超大型新連載! 真藤順丈『ものがたりの賊(やから)』/住野よる×芦沢央 対談ほか
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