作品
移民の国で移民排斥を叫ぶ移民三世の大統領候補の本当の目的は何か? 祖先と伝記から、目立てばよい究極のポピュリストの正体に迫る
『逝きし世の面影』の著者の原点は、実は西洋文学、特にロシア文学。ドストエフスキー、トルストイ以外にもある名作を味わう。
「幼少期は英語より漢学が好きだった」と語る漱石。未だ色あせないその漢詩の世界の魅力を、杜甫や王維と比較しながら縦横に論ずる。
ヨーロッパは「田舎」であり、「中東と地中海沿岸」こそ世界史の中心だ。サイード『オリエンタリズム』よりラディカルな世界史論。
世界最大の自動車メーカーで噴出した大スキャンダル。違法ソフトウェアはなぜ使われたのか? 事件に影さす権力闘争の実態を追う。
現代を写しだすショートショートやIWGPシリーズのマコトが書くコラム、ディープな人生相談など、ファンならずとも楽しめる一冊。
各国への友好の旅、先の戦争の地への慰霊の旅、そして被災地への旅。両陛下の旅にもっとも近くで随行した前侍従長の記録。
黄河文明より先に、草原地帯に青銅器文明は興っていた。唐、隋は漢民族の王朝ではない。そもそも漢民族という民族はいない。
時代の寵児たちの告白から、世間を揺るがせたスクープまで、この一冊に戦後日本の姿が凝縮されています。
全国有数の進学校である北海道初の中高一貫校「北嶺」。その設立経緯には独自の視座から構想を巡らし、実務を取り仕切った人物がいた
世話のやける弟だったはずの龍馬はいつしか時代の英雄へ――酒飲みで口が達者、自分を見失わないおりょうの魅力満載の歴史長編。
ミラノに流れ着いた人、ミラノに住む人、ミラノを出てゆく人。様々な家族の形とほろ苦い人生交差点を描いた大人の随筆集。
試合相手を殺めたキックボクサー。海難を生き延びた兄弟。特攻の生き残り。地獄を見て変容する人生を描く五篇。石原文学の新境地。
被爆の記憶を後世に残すために、日本人は何をすべきか? 引揚体験、広島、長崎、アウシュビッツを通して、いま伝えておきたいこと。
「花子とアン」「ドクターX」など、高視聴率ドラマの人気脚本家も最初はダメ人間。人生はバクチ、仕事運の掴み方を初公開します。
2008年にノーベル賞を受賞した著者の初の自伝。宿題を一回もしなかった少年は、いかにして世界に名だたる物理学者になったのか?
チェスプレイヤー、バイオリニスト、数学者、テニスプレイヤー。30年以上にわたる著者の研究から見えてきた「超一流」への条件。
ついにドラマ開始、主演は生瀬勝久さん。原作も負けてはいません。今回の舞台は下町のやくざ事務所。そこにまた“あの男”が現れた!
生瀬勝久さん主演、テレビ東京系『侠飯~おとこめし~』としてドラマ化もされ、ますます絶好調のシリーズ全3巻がこの1冊に!
顔も知らぬ父、15歳で早世した兄。絵美子と母を気遣う、大勢のおじ・おばたち。大家族の物語はこの国の未来を照射する。遺作長篇。
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