作品
日常を離れ旅にでた作家の眼に写ったものは? オホーツク、沖縄、中国、ケニア……。どこへ行ってもかわらない人々の生きる姿
好色漢の代名詞とされる稀代の浮世絵師・歌麿には愛妻家の一面もあった。著者独自の手法と構成で浮き彫りにされる人間・歌麿の貌
充実の布陣でドイツ大会へのぞんだ日本代表は、思いがけない惨敗を喫する。4年後、南ア大会での快進撃を誰が予想できただろうか
迫り来る死を前に人はいかに生きるのか。がんと向きあった作家、俳優、学者、僧侶、企業人など、50余名の「生と死」のかたち
B型人間は個性的。だから有名人にB型が多い? 血液型への考察から、映画、東京の下町まで。「週刊文春」連載コラム第11弾
旅先で7年ぶりに再会した男女。冷めた大人の孤独と狡猾さが、お互いを探り合う会話に満ちた表題作を含むあざやかな傑作短篇集
悪徳警部補禿富鷹秋が死を賭して持ち出した裏帳簿。隠蔽を企む警察中枢、蠢動する日系マフィア残党。新宿をめぐり陰謀は加速する!
京の都で起こる怪しく妖しい事件に、お馴染み若き陰陽師・安倍晴明と横笛の名手・源博雅が挑む人気シリーズ最新作。全8篇を収録
11人を乗せた船は、クジラに真下から突き上げられた――。江戸時代の勇壮な鯨漁師たちの心意気と誇りを今に伝える傑作時代小説
古代史の造詣を駆使した表題作他、男女の機微を描く「葡萄唐草文様の刺繍」、幼児期の記憶に想を得た「恩誼の紐」等5つの推理短篇集
大名屋敷で何者かに命を狙われる圭寿。そのとき伊月、そして、燦は――。大きな物語が動き出す、文庫オリジナルシリーズ第3弾
内藤新宿でやくざが次々に殺害された。探索の過程で浮かび上がってきた「ふまのもの」とは、いったい何者なのか。シリーズ第7弾
「剃刀」の異名を持つ南町奉行所与力・秋山久蔵の活躍を描く人気シリーズ第4弾が文春文庫から登場。心形刀流が江戸の悪を斬る!
人情に厚く、熱い心意気を持つ若き町年寄が、影の町人集団・百眼とともに江戸庶民の苦しみを救い上げる、書き下ろし文庫オリジナル
隣接する老人ホーム「ひまわり苑」と「ひまわり幼稚園」。園児と老人の交流を大人の事情が邪魔するが……。勇気あふれる熱血幼老物語!
「人魚姫」「みにくいアヒルの子」……20世紀初頭に活躍したハリー・クラークの美しいイラストと共に味わう、美と残酷の傑作童話集!
やくざの喧嘩にみせかけて町人と武士が殺された事件の裏には、深い闇があった。与力・彦坂と組む情深い同心利根崎も怒りに燃える!
聖火の生みの親はヒトラーだった。55年かけてマラソンを「完走」した日本人ランナー……。オリンピックを彩った意外な逸話の数々
朝日主催から文部省主催に変更して強行された昭和十七年夏の甲子園大会。球児たちの引き裂かれた青春を描くノンフィクション大作
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