作品
捜査一課の宇野警部と、女子大生・永井夕子の名コンビが活躍する「幽霊」シリーズ第13作。爽やかでどこか切ないミステリー短編集
滅亡を予期しながらなぜ、何に対し西郷は戦わざるをえなかったのか?近代日本に対峙する西郷隆盛の意味を問い直す画期的労作
90年代、乙女の聖書と語り継がれた伝説のエッセイが文庫に。美しく、そして根性ワルに!乙女道を邁進する野ばらの会心作
ベストセラー「ちょっとしたものの言い方」の著者が、悩める口ベタを魅力的に変えるコツとヒントを伝授。実践会社篇、恋愛篇、友情篇を分かりやすく。
阪神大震災以降、日本人の住宅観は変わりつつある。30~40代で“こだわり”のある家を建てた人々を取材し、家づくりのツボを探る
インドの寂れた本屋で掘り当てた「日本体験記」には、私たち日本人が何を喪なったのかが、はっとするような見識で書かれてあった
ベストセラー『永遠の仔』の著者と世界的活躍を続ける音楽家が語る、互いの作品、少年犯罪、映画の魅力……漂うような珠玉の対話
細かいデータなしで飲食店を捜す「ビッグコミックオリジナル」の人気コラムの単行本化。本書は新たに住所、TELをつけた増補版
五感全開で山野を駆け巡り、江戸川乱歩に熱狂した少年は、やがて芸術家を志す……みずみずしい感性で綴る横尾忠則自伝・望郷篇!
屈強な浪人どもに護られた籠を襲おうとする71歳の老武士と出会った平蔵。20年前に息子を殺された敵討ちだと言うのだが……。
折にふれて求められるままに書かれた小文に光る洞察、エスプリ、ユーモア。あらためて氏の文業の大きさを示す未収録エッセイ集!
夜ごとに〈辻投げ〉をする美しい女武芸者・留伊のいきさつを皮肉にスケッチした「妙音記」のほか、「秘伝」「かわうそ平内」「柔術師弟記」「弓の源八」など七篇を収める。(小島香)
ソープのBさん、ゲイバーのBさん、性感マッサージのRさん――風俗産業の裏側から悶える東京を観察。淋しい都市生活者の心理を女のこわい目から浮き彫りにする。(吉田戦車)
一夜かぎりで去っていった女が、六年後、突然電話をかけてきた。旅に連れていって欲しいという……。大人の恋愛を描く表題作と家族の機微を鋭くとらえた十二の連作短篇。(黒川千鶴)
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