13世紀日本。収奪と貧窮の時代に、善人でいては生き延びられない衆生を救うため阿弥陀仏の信仰を深めた親鸞の思想の核心とは
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平安末期、親鸞は、比叡山延暦寺に入門する。源平の戦いや大規模な飢饉により、日本中が苦しみに喘ぐ中、親鸞は激しい修行に打ち込むものの納得がいかず、ついに20年修行した叡山を下り、専修(せんじゅ)念仏を説く法然に弟子入りする。親鸞聖人の750回大遠忌を迎える今、自らも門徒である著者が描くその偉大なる一生!
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