「オール讀物」新人賞受賞作「姉といもうと」を含む傑作短篇集。
(単行本『スナック墓場』を改題)
幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが活動的でラブホテル受付をする妹。
つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場での同窓会。
職人気質のクリーニング店主と常識外れの若い女性客。
駐車場の猫に餌をあげている布団屋の妻と、〝役者のような美男子〟の夫……。
おもわずほほえんでしまうユーモア。人間観察からあふれでる、生きることへの〝姿勢の良さ〟がにじみ出る。
解説・森絵都「どんな個性も大らかなユーモアをもって包みこむことで、マイナスをもプラスに転化させる。これぞ嶋津マジックだろう」
何気ないやりとりから生れる違和感がクセになる、オリジナリティ溢れる全7篇。
「ラインのふたり」
「カシさん」
「姉といもうと」
「駐車場の猫」
「米屋の母娘」
「一等賞」
「スナック墓場」
第174回直木賞を『カフェーの帰り道』で受賞した嶋津輝さんは、40歳を過ぎてから小説教室に通いはじめ、「姉といもうと」で第96回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。『駐車場の猫』(『スナック墓場』から改題)で初の単行本を上梓し、続く『襷がけの二人』 は直木賞候補ともなり高く評価されました。
ほぼ満票での直木賞受賞を成し遂げた作品の背景について、嶋津さんの来し方、敬愛する作家、そして今後の作品についてなど……選考会の翌日に伺いました!
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。