第23回(2021年)大藪春彦賞

第74回(2021年)日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】

インビジブル 坂上泉

1,980 (税込)
発売日2020年08月26日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) インビジブル
ページ数 352ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2020年08月30日
ISBN 978-4-16-391245-5
Cコード 0093
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第23回(2021年)大藪春彦賞

第74回(2021年)日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】

インビジブル 坂上泉

1,980 (税込)
発売日2020年08月26日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) インビジブル
ページ数 352ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2020年08月30日
ISBN 978-4-16-391245-5
Cコード 0093

戦後の焼け跡で起きた連続殺人。清張賞受賞第一作

【昭和29年、大阪を襲う連続猟奇殺人】
デビュー作『へぼ侍』が松本清張賞、
日本歴史時代作家協会賞新人賞の二冠!

実在した「大阪市警視庁」を舞台に新鋭が放つ
戦後史×警察サスペンス


【あらすじ】
昭和29年、大阪城付近で政治家秘書が
頭に麻袋を巻かれた刺殺体となって見つかる。

大阪市警視庁が騒然とするなか、
若手の新城は初めての殺人事件捜査に意気込むが、
上層部の思惑により国警から派遣された警察官僚の守屋と組むはめに。

帝大卒のエリートなのに聞き込みもできない守屋に、
中卒叩き上げの新城は厄介者を押し付けられたといら立ちを募らせる――。

目次

第一章 真空地帯
第二章 合同捜査
第三章 八百八橋
第四章 罪証隠滅
第五章 赤い夕日
最終章 王道楽土

担当編集者より

デビュー作『へぼ侍』で西南戦争をフレッシュに描いた松本清張賞作家・坂上泉さんの待望の第二作はなんと戦後の大阪を舞台にした警察小説。
戦後大阪の街の様子が人々の風俗、言葉までリアリティたっぷりに描かれ、叩き上げとエリートの刑事バディものとして最高に面白いです。
そして、時代の影で忘れられていた事実を骨太なエンタメとして昇華させたスケールの大きさ。ぜひご注目ください!

著者

坂上 泉

1990年兵庫県生まれ。2019年「明治大阪へぼ侍 西南戦役遊撃壮兵実記」で第26回松本清張賞を受賞。20年同作を改題したデビュー作『へぼ侍』で第9回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。
ほかの著書に『インビジブル』、『渚の螢火』がある。

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