作品紹介

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、秋のある日、道端で「たすけて」と書かれたメモを拾う。
折しも紅雲町では女子中学生が行方不明中。メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、直後に少女は家出とわかる。そして、無関係なメモの件は放置される。
腑に落ちないお草は周辺をあたり、独居の老女が自宅で倒れているのを発見、救助する。ところが数日後、留守のはずの老女宅に人の気配を感じて――。
親の介護や「8050問題」に悩む人びとに、お草さんの甘いだけではなく厳しさも伴う言動は響くのか。
人気シリーズ第9弾!

担当編集者より
日課の朝の散歩途中で《たすけて》と書かれたメモを拾ったお草さん。その日の夕方には地元中学の女子生徒が行方不明になり、ひょっとして……と心配するも、女子生徒は家出と判明。一件落着となりますが、メモを拾ったお草は、では助けを求めているのは誰なの? とモヤモヤが晴れません。そして町内を歩き回るうち、自宅で倒れていた70代の女性を救助することに――。
本作で登場するのは、親の介護や「8050問題」で悩む人たち。彼らに、お草さんの優しさだけでなく厳しさも伴った言動は届くのか……。かみしめながら味わっていただきたい物語です。
目次
第一章 昼花火
第二章 桜が一輪
第三章ストーブと水彩絵の具
第四章 コツン、コツン
第五章 月夜の羊
商品情報
書名(カナ) ツキヨノヒツジ  コウウンチョウコーヒーヤコヨミ
ページ数 224ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2021年10月10日
ISBN 978-4-16-391443-5
Cコード 0093

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