作品紹介

熱いバター醤油にまみれた立派なかき、清らかなせん切りキャベツ、黄色い芥子。
あの光景を思い浮かべただけで―ー平松さんが悶絶する、冬の名物・かきバター定食。

寒い夜、家に戻る途中「肉豆腐が待っている」と思うだけでものすごく安心する――
昨日より豆腐に味が染みて、ねぎもとろとろに甘く…「煮汁につけておいたゆで卵」!

冬の煮卵、かきバター焼定食、山形の肉そば、ひな鶏の素揚げ、デミグラスソースがたっぷりかかったトンカツ、あるいは、ちぎりトマトにサザエカレーに水茄子…

世の中の美味しいもの、美味しい味を生むお人柄、美味しい料理の背景。
週刊文春人気エッセイをオリジナル文庫化した一冊。

解説・堂場瞬一

担当編集者より
「サンドウィッチは銀座で」「ステーキを下町で」……素敵にソソるタイトルが続いてきた平松洋子さんの人気コラム。第6弾は「かきバターを神田で」。毎年、かきのシーズンになるとそわそわし、神田の名店に行く時間がないので焦って自作してみたけど、、、という表題作のほか、美味しそうで、深くて、悶絶の話が満載です。カリーヴルストもニッキコーヒーも気になります。ちぎりトマトも「横串の女」も…
目次
横串の女
おでん、どんどん
旅館の目玉焼き
かきバターを神田で
だんご すあま 赤飯
おじゃまします
深酒の巨匠
道民魂
画伯の好物
駅ホームの秘儀
セコスタンスでいこう
ダンケルクの赤
谷口ジローさん
「食べない」一食
インフルエンザと豆腐
冬の煮卵

ジェノヴァでパスタ
ラマダン中
シカを獲る
チェーンの意味
カリーヴルストをベルリンで
肉そばを山形で
銀座でどんパ!
須田町の豆花
オクシブあたり
自由が丘の爆音ライブ
お初天神の隣で
浪花のとん蝶
銀座でどんパ!
築地午前七時
夏、築地もんぜき通り
新潮食堂でいただきます
フィンランドでサ道
スカイツリーと大根
春うらら屋形船


こんにゃく問題
ぬか漬け暮らし
おかずイッパツ
マルサンカクシカク
熱いローリングストーン
ビーツが!
あんずもプラムも
水なすの季節
夏のマイナス七十度
ナムルの練習
最近のカレー
トマトをちぎる
初めてのサザエカレー
なすそうめん2016
さんま攻略
きのこ仙人
火傷の妙薬
あるのに
下着の捨てどき
台所は下克上
トースター裏話
ワインをシュポシュポ
「月よみ堂」で
お宝発掘


茂吉の鰻
神のみぞ知る
びっくりなまこ
とんかつの夏
そうめん余話
ビンロウと唐組
アボカド円月殺法
アナグマ囲い
鯨に じんじん
石牟礼道子さんを慕う
フルーツの意味
「クラシック」ふたたび
いちじく熱
山の子のおやつ
田部井さんの干し柿
しらたき慕情
ぬるい味噌汁
海苔の味

解説 堂場瞬一
商品情報
書名(カナ) カキバターヲカンダデ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年11月10日
ISBN 978-4-16-791390-8
Cコード 0195

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