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【発売情報】文春新書5月刊のご紹介

【発売情報】文春新書5月刊のご紹介

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エマニュエル・トッド・著『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』

冷戦終結、EU拡大、ユーロ創設がもたらしたのは「強すぎるドイツ」。ロシアが悪いとされるウクライナ問題も、実はドイツ問題です。フランスの歴史人口学者、エマニュエル・トッドさんの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』は、欧州はいまやドイツに支配され、ロシアがさらに弱体化すれば、米国とドイツの直接対峙を招く、と警鐘を鳴らします。

遠藤 滋・著『中国人とアメリカ人 自己主張のビジネス術』

今やどんな仕事でも米中両国の動向を無視することはできません。『中国人とアメリカ人 自己主張のビジネス術』は現在も華僑グループ企業で活躍する元商社マン・遠藤滋さんによる体験的グローバルビジネス論です。意外にも共通点も多いという両国人。謙虚すぎて損をしているという日本人が養うべき国際感覚とは? 答えはこの1冊にあります。

前原清隆・著『孫子が指揮する太平洋戦争』

今年は戦後70年。『孫子が指揮する太平洋戦争』は戦略書の古典「孫子の兵法」の研究者・前原清隆さんによる斬新な戦争再考論です。実は戦争否定者であったという孫子が遺した「戦わずして人の兵を屈するは善の善なり」の理念とは。日本はなぜこの兵法を無視して戦いに進んだのか。主要作戦を孫子的に分析し「失敗の本質」に迫ります。

安田浩一・著『ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力』

『ネットと愛国』でいわゆる、“ネトウヨ”の現状を抉り出した安田浩一さんの最新作が『ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力』。民族・国籍を誹謗する街頭デモ、サッカー場に掲げられた横断幕、そして国際会議の現場……批判と非難を浴びながらも止むことのない「表現行動」の本質と問題点を指弾する渾身のレポートです。

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