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2.5次元俳優・輝馬 1st写真集発売記念イベントレポ&独占インタビュー

2.5次元俳優・輝馬 1st写真集発売記念イベントレポ&独占インタビュー

文藝春秋電子書籍編集部


ジャンル : #ノンジャンル

――撮影中はいかがでしたか?

 今回の写真集は、香港で3泊4日、日本で丸一日かけて撮影しました。香港はスタッフ4人で行ったんですけど、「これどう?」「あれどう?」と、お互いにやりたいことを積み重ねて撮影を進めていけたので、とても楽しかったです。僕自身も、料理をしているシーンを撮りたいとか、お酒が大好きなので、お酒を飲んでいるシーンを撮りたいとか、色々意見を出しました。

 実は、行く予定じゃなかったところで撮った写真とか、電車移動中の写真まで載っているんですよ。日本だと、電車の中とかで撮影をしていたら注目されると思うんですけど、香港ではそういうことはなく、いい意味で無関心だったので、撮影しやすかったです。

――一方日本での撮影は、輝馬さんが新米刑事に扮して、おもちゃの水鉄砲でクマのぬいぐるみを救うという、ストーリー仕立ての遊び心あふれる写真です。こちらの撮影はいかがでしたか?

 これは、テーマが昭和の刑事で、『太陽にほえろ!』みたいなテイストにしようと決まっていたんです。ヘアメイクの方に、「今回はこういう感じで行くから」と白黒の画像を見させられて、「昭和すぎませんか?」と言ったんですけど、「今の時代はこれくらいがいいんだよ!」と返されて、「そうっすね!」と(笑)。

 でも、ユーモアがあって面白い写真になったと思います。本当に人の縁に恵まれて、いい作品ができました。

『T’s Photogprah Digital +』(撮影・松田忠雄)より

――ちなみに、写真集のときに比べて、今は髪を短くされていますけど、何か理由があってのことなんですか?

 夏なのでさっぱりしようと思って切りました……と言いたいんですけど、現実は、ある作品で、地毛で出なければならないことになったので切った、というわけです(笑)。短髪にするのは2年ぶりくらいなので、いい気分転換になりました。でも、長い髪のほうが楽ですね。朝起きて寝癖があっても、結んでしまえばそのまま出られるので(笑)。

――そうなんですね。輝馬さんが地毛で出演する“ある作品”も楽しみにしています。さて、今年で役者になって10年ということですが、これまでを振り返っていかがですか?

 10年間、すぐでしたね。一つ一つの作品に取り組んでいる最中は、しゃかりきにやっていただけなんですが、だからこそすぐだったと感じます。

 役者になった頃は、年上の先輩がたくさんいたんですけど、歳を重ねると、年下も増えてきて、そういった意味では環境は常に変化しています。それを楽しみつつ、「上になめられないように、下に背中見せられるように」ということは、最近意識しています。

 プライベートでは、ゲームだったり、散歩だったり、美味しいご飯を食べることだったり、そういう自分のやりたいことを充実させて、新しい趣味があれば広げていきたいです。

写真・釜谷洋史
 
電子書籍
デジタル原色美男図鑑
輝馬「T's Photograph Digital+」
撮影・松田忠雄/文藝春秋電子書籍編集部・編

発売日:2018年07月16日

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