阿部智里、額賀澪、坂上泉、千葉ともこ、川越宗一、波木銅、森バジルら、近年活躍の著しい若手作家を輩出している松本清張賞。横山秀夫『陰の季節』、山本兼一『火天の城』、葉室麟『銀漢の賦』といった名作も松本清張賞から誕生しました。
紀伊國屋書店新宿本店2階BOOK SALONでは、12月1日(月)から1月5日(月)まで、これまでの松本清張賞受賞作や受賞作家の作品、さらには松本清張自身の名作も集めたフェアが開催中。このフェアを記念して、松本清張賞受賞者の井上先斗さん(2024年度/受賞作『イッツ・ダ・ボム』)と、住田祐さん(2025年度/受賞作『白鷺(はくろ)立つ』)のトークイベントが実現しました。

お二人が作家デビューするまでの道のりとそれぞれの受賞作について、また影響を受けた松本清張作品についてなどを、ゲストMCに第一芸人文芸部のピストジャムさんを迎えて伺い、大いに盛り上がった約1時間の模様をアーカイブで公開します!
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https://vimeo.com/1145896812/9c9cd0c2a6
登壇者プロフィール
井上先斗(いのうえ・さきと)

1994年愛知県生まれ。東京都在住。成城大学文芸学部文化史学科卒業。2024年『イッツ・ダ・ボム』で第31回松本清張賞を受賞しデビュー。2025年第2長編『バッドフレンド・ライク・ミー』を発表、各種ミステリレビューで話題に。
住田祐(すみだ・さち)

1983年兵庫県生まれ。2025年『白鷺立つ』で第32回松本清張賞を受賞しデビュー。本作を選考委員は「命を賭して荒行に挑む僧たちの、煩悩にまみれた胸奥――この稀有なドラマに魅せられた」(森絵都)、「憎しみ合いながら、それぞれが生きる意味を問う物語。ラストには心を打たれた」(小川哲)と激賞。
ピストジャム

本名、野寛志。1978年9月10日生まれ。京都府木津川市出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。大学卒業後、こがけんを誘って吉本興業の養成所へ入所(東京NSC7期生)。2002年4月にデビューし、「マスターピース」「ワンドロップ」など、いくつかのコンビを経て、ピン芸人に。アイドルのラジオ番組MCなどでも活躍。かまぼこ板アート芸人。2022年『こんなにバイトして芸人つづけなあかんか』を発売。












