4月28日に開催された第6回の本選考会では、28校の代表者が全国から集って議論が行われ、森見登美彦さんの『熱帯』が選ばれました。同世代の友と小説について語り合うことを経験した28人の生徒たちの感想文を3回にわけて掲載します。
【第三回】
■横浜富士見丘学園高等学校(神奈川) 庄司梨颯「様々な価値観の人と好きな本を語り合う経験」
■静岡県立磐田南高等学校(静岡) 山下直也「身も蓋もないことも自由に言えた」
■藤枝明誠高等学校(静岡) 村松克洋「『夢に迷い込んだような』体験だった」
■愛知県立昭和高等学校(愛知) 岡戸俊樹「他人の意見を聞いて自分の意見の厚みが増した」
■名古屋大学教育学部附属高等学校(愛知) 竹中えりか「周りの環境が違うのに同じ解釈が出てくる面白さ」
■滋賀県立彦根東高等学校(滋賀) 陌間紗佳「人と話すことで、本はもっと面白くなる」
■福岡県立城南高等学校(福岡) 鎌田冬彌「気がつけば自分も議論の輪に入って熱心に語っていた」