書名(カナ) | ネッタイ |
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ページ数 | 528ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2018年11月15日 |
ISBN | 978-4-16-390757-4 |
Cコード | 0093 |
汝にかかわりなきことを語るなかれ――。そんな謎めいた警句から始まる一冊の本『熱帯』。
この本に惹かれ、探し求める作家の森見登美彦氏はある日、奇妙な催し「沈黙読書会」でこの本の秘密を知る女性と出会う。そこで彼女が口にしたセリフ「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」、この言葉の真意とは?
秘密を解き明かすべく集結した「学団」メンバーに神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと「部屋の中の部屋」……。
幻の本をめぐる冒険はいつしか妄想の大海原を駆けめぐり、謎の源流へ!
我ながら呆れるような怪作である――森見登美彦
第1章 沈黙読書会
第2章 学団の男
第3章 満月の魔女
第4章 不可視の群島
第5章 『熱帯』の誕生
後記
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