第9回「本屋が選ぶ時代小説大賞」選考会は、11月1日17:00より文藝春秋本館にて行われ、川越宗一『熱源』(文藝春秋)の受賞が決定しました。
著者プロフィール
川越宗一(かわごえ・そういち)
1978年大阪府生まれ、京都府在住。龍谷大学文学部史学科中退。2018年『天地に燦たり』で第25回松本清張賞受賞。短編「海神の子」(「オール讀物」12月号)を発表し、日本文藝家協会の選ぶ『時代小説 ザ・ベスト2019』(集英社文庫)に収録。2019年『熱源』を上梓、第10回山田風太郎賞候補にノミネート。
本年度の選考委員は、阿久津武信(くまざわ書店南千住店)、市川淳一(丸善ラゾーナ川崎店)、田口幹人(リーディングスタイル)、平井真実(八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店)、昼間匠(リブロプラス本部)の5氏が務めました。選考の詳細は「オール讀物」12月号(11月22日発売)に掲載されます。
【過去の受賞作】
第1回 伊東 潤『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)
第2回 澤田瞳子『満つる月の如し――仏師・定朝』(徳間書店)
第3回 朝井まかて『恋歌』(講談社)
浅田次郎『一路』(中央公論新社)
第4回 岩井三四二『異国合戦――蒙古襲来異聞』(講談社)
第5回 中路啓太『もののふ莫迦』(中央公論新社)
第6回 垣根涼介『室町無頼』(新潮社)
第7回 佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』(文藝春秋)
第8回 奥山景布子『葵の残葉』(文藝春秋)
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