作品
またもや窮地に追い込まれる一心。「いっそのこと、日本へ帰っては」と思い悩む中国の養父・陸徳志。一心の決断は? 感動の最終巻。
またもや窮地に追い込まれる一心。「いっそのこと、日本へ帰っては」と口にする中国の養父・陸徳志。一心の決断は? 感動の最終巻。
宝華製鉄所プロジェクトは苦難の連続だった。激務の合間に松本耕次は、子供たちの消息を求めて戦争孤児探しの訪中団に加わった。
「宝華製鉄は夏国鋒に引かせるためのトランプのババなのだ」党中央の権力闘争は過熱する。一方、一心はついに妹の消息をつきとめる。
1966年、中国では文化大革命の嵐が吹き荒れる。日本人であるが故に内モンゴルの労働改造所へ送られた陸一心の運命は?
中国の養父の恩愛で救われた一心は、日中共同の製鉄所建設に加わった。日本側の事務所長・松本は、かつて満蒙開拓団にいたのだがー。
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