作品
フィクションのお金が社会を動かすことを予見した『ファウスト』から、アンチ自己責任小説『阿部一族』まで、識者たちが読み解く!
若き外交官として崩壊前夜のソ連に着任し、抱いた恐れ——ロシアはいずれ甦り、怪物のような帝国になる。その現状を大幅増補!
日本各地に言い伝えられる「妖怪」から江戸・明治期の絵師・河鍋暁斎、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるまで令和版「妖怪談義」。
古いカセットから漏れ出す謎の声。台湾に今も息づく呪術、原住民族の伝説、日本統治下の悲劇が混然一体となったモダンホラーの傑作!
擾乱の京を舞台に、だんだら羽織をまとった最強剣客集団の軌跡を描く司馬遼太郎原作を、『墨攻』森秀樹が激烈コミカライズ。第二弾。
行方不明の2歳児を発見し、一躍時の人となったスーパーボランティア・尾畠さん。彼の数奇な人生と名言を紹介する。写真も満載!
折口山に暮らすのは、性交の回数を記録する愛人、どうしても起きられない女、生傷だらけの聖職者…世界の蓋を引き剥す連作短篇集。
この家はまともな場所ではない。ここは邪教の巣。『ぼぎわんが、来る』の気鋭がニュータウンを舞台に描く戦慄のサスペンススリラー。
買い物のお勧め、自動運転、がん診断、犯罪予測に作曲まで。人間生活に深く入り込んだ「アルゴリズム」の驚くべき実態を解き明かす。
一九四九年、国鉄総裁が轢断死体で発見された。謎を追うGHQ捜査官に戦後日本の闇が迫る。英国の鬼才が昭和の魔を描く戦慄の傑作。
猿との大戦の後、山内では一体何が起こっていたのかーー? 前作『楽園の烏』で描かれなかった山内の“その後”が明らかに!
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