作品
7年半ぶりにW受賞となった今季の直木賞は、佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』
庶民の生活防衛術の第一人者が見た、昭和・平成・令和のマネーの歴史。日本人の生活はなぜ苦しくなる一方なのか。希望はどこに?
「欲無ければ一切足り、求むるあれば萬事窮す」良寛。元首相の著者が、自らを育んだ名言をエッセイと直筆の水墨画とともに紹介する。
古代最大の内乱を舞台に「日本」という国家の基礎を作った持統天皇、万葉集を生んだ額田王など、謎多き人々の真の姿を鮮やかに描く。
筆者は日本最大の作曲家・筒美を一貫して評価してきた。作詞家・実弟・歌い手と共に、創作の秘密に迫り、知られざる素顔を探り出す。
ローマと漢、二つの古代帝国の興亡は、シルクロードと深い関係にあった。ユーラシアを横断する交易に着目した、新しい壮大な世界史。
殺さず、犯さず、貧しきものから盗まずの昔気質で知られた盗人、雲居の信次郎。信次郎は記憶を失い、裏長屋で女と暮らしていた……。
『知性は死なない』『中国化する日本』で知られる歴史学者による、小泉純一郎から安室奈美恵まで網羅した30年間の見取り図。
妻子の待つ武漢へ、新型肺炎が蔓延し封鎖された中国をゆく男の決死行。中国からの亡命を余儀なくされた作家が放つ渾身のコロナ文学。
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