作品
3・11で露呈された現代日本の拠り所のなさ。遠くドイツ在住の筆者が、近代日本が失ったものを豊富な文学テキストから解き明かす。
「この世界の片隅に」を観ては疎開体験や終戦の日を書き残し、太宰や安吾を読み直したこの三年間。「週刊文春」コラム第二十弾!
豆腐、味噌、醤油…日本人の食卓を支える大豆。その百粒を播いて育てる子供を増やしたい。辰巳芳子監修、親子で楽しく学ぶ食育絵本。
アラサー、独身、仕事なし。逃げるようにやって来た島で痩せた野良猫と出会い、人生が動きはじめた。心あたたまるフォトエッセイ。
蛇に続いてナマケモノも飼い始め、クリスマスに特売の焼き芋を頬張る低温生活も終り…⁉︎結婚してみた著者の新たな一頁に何が。
今、東大に入学する生徒の多くはスマホを使って入試に合格している! いつでもどこでも誰もが実践できる、新時代の独学術のすべて。
祝・週刊誌連載エッセイ史上最多回数! 天皇陛下即位の礼秘話ほか、現代の稗田阿礼が歴史の転換点を描いた必読エッセイ。
沖縄で長年琉球料理店を営み、味と人柄で多くの人を魅了してきた著者。養母から受け継いだ琉球料理や人生を輝かせる言葉を伝える。
いきものがかりの水野良樹は、少年時代も音楽の道でもスポーツに背中を押されてきた。エッセイで伝える、時々の心の揺れ動き。
将棋指しとメシをめぐる物語。羽生とのステーキ、加藤一二三との鰻……。棋士たちは何を食い、何を語り、将棋に挑み続けるのか――。
熱い潮流に貫かれながら、幼い命を育みながら、ホステス葉子が、しなやかに、したたかに、そしてダイナミックにうたう愛と命のうた
毎日、給食の献立表をポケットに入れてたくらい子供の頃から食いしん坊。幼少期から母になった現在までの「食」にまつわるエッセイ集
令和を道徳の時代に。日常生活から国際政治まで国家と国民が繁栄するにはどうしたらよいか。モラロジー研究所理事長初の書き下ろし。
物心ついた頃からゲイのあたい。父は自殺、母は毒親、生き抜くための売春…ハードな生活を支えてくれた大切な出会いと愛について。
田中角栄、渡邉恒雄、ホリエモンに池田大作…。毀誉褒貶ありつつも戦後日本を決定づけた面々を池上解説。人物評論の形の戦後史です。
最後の十七年間を支えた著者が、健さんの肉声を元に綴る、出逢い、二人の生活、撮影秘話……初めて明かされる素顔。
「水たまりをのぞいたら、そこに映っていたのは青い空だった」川べりを俯き歩く万城目青年は、いかにして作家としての芽を育てたか。
母よ、ふるさとよ、日本よ、健やかなれ。「官僚のなかの官僚」と呼ばれた著者による祈りに満ちた自伝的小説
トランプ政権をいただくアメリカでは、信じられない出来事が続々と進行中。トホホ超大国のいまを笑いとともに現地からお届け!
世間の目を気にしながら生きてきた日本人。しかし「何を恥ずかしいと思うか」には人によってこんなに差が。モヤモヤ解消エッセイ!
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