単行本

第169回(2023年)芥川賞

ハンチバック

1,430 (税込)
発売日2023年06月22日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) ハンチバック
ページ数 96ページ
判型・造本・装丁 四六判変型 上製 上製カバー装
初版奥付日 2023年06月30日
ISBN 978-4-16-391712-2
Cコード 0093

【第169回芥川賞受賞作】私の身体は、生き抜いた時間の証として破壊されていく

第169回芥川賞受賞。
選考会沸騰の大問題作!

「本を読むたび背骨は曲がり肺を潰し喉に孔を穿ち歩いては頭をぶつけ、私の身体は生きるために壊れてきた。」

井沢釈華の背骨は、右肺を押し潰すかたちで極度に湾曲している。
両親が遺したグループホームの十畳の自室から釈華は、あらゆる言葉を送りだす——。

FROM  THE AUTHOR

『ハンチバック』の著者市川沙央です。

 

『ハンチバック』はこんな人におすすめです。

最近ちょっと寝不足の人。

最近ちょっと肩や腰が凝っている人。

最近ちょっと疲れ気味。

ごはんのお供はふりかけと納豆ならふりかけ派の人。(納豆派でも大丈夫です)

職場の人間関係に悩んでる人。

急に1億円とか空から降ってきたりしてほしいと思う人。

何でもいいから何か面白いこと起こらないかな、とずっと待ちつづけている人。

 

今日も明日も変わり映えのしない日々。

むしゃくしゃするし、モヤモヤしてる。

こういうときは面白い小説が読みたいぞ。

めちゃくちゃ刺激的なやつ。

見えている世界がひっくり返るくらいの、ね――。

 

『ハンチバック』はそんなあなたにおすすめです!

どうぞよろしくお願いします。

 

市川沙央 Saou Ichikawa

1979年生まれ。早稲田大学人間科学部eスクール人間環境科学科卒業。筋疾患先天性ミオパチーによる症候性側彎症および人工呼吸器使用・電動車椅子当事者。「ハンチバック」で第128回文學界新人賞を受賞し、デビュー。

第169回芥川賞受賞作

打たれ、刻まれ、いつまでも自分の中から消えない言葉たちでした。この小説が本になって存在する世界に行きたい、と強く望みました。

村田沙耶香

小説に込められた強大な熱量にねじ伏せられたかのようで、読後しばらく生きた心地がしなかった。

金原ひとみ

文字に刻まれた肉体を通して、書くという行為への怨嗟と快楽、その特権性と欺瞞が鮮明に浮かび上がる。

青山七恵

すごいもの読んだ…内容にも文章にも圧倒されて感想が言葉にならない。文章がとても強くて、油断してるとぶん殴ってくる。

川俣めぐみ(紀伊國屋書店横浜店)

もちろんヘビーな内容だがどこか愉快で痛快でもあり、ワクワクするような気分とズドンと突き落とされるような気分の両方が同時に来る不思議な読了感を味わっている。

花田菜々子(蟹ブックス)

どこにもないわきあがるものがここにあった。読んだというよりその叫びを容赦なく叩き込められた。自分が受けた心の痛みは著者にとっては糞だろう。糞みたいな痛み、初めての痛みが鈍痛のように貫き続けている。

山中真理(ジュンク堂書店滋賀草津店)

story

井沢釈華(しゃか)の背骨は右肺を押しつぶす形で極度に湾曲し、歩道に靴底を引きずって歩くことをしなくなって、もうすぐ30年になる。

両親が終の棲家として遺したグループホームの、十畳ほどの部屋から釈華は、某有名私大の通信課程に通い、しがないコタツ記事を書いては収入の全額を寄付し、18禁TL小説をサイトに投稿し、零細アカウントで「生まれ変わったら高級娼婦になりたい」とつぶやく。

ところがある日、グループホームのヘルパー・田中に、Twitterのアカウントを知られていることが発覚し——。

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movie

【本の話ポッドキャスト🎙文學界presents文学への道】
番外編・芥川賞候補作「ハンチバック」「それは誠」の魅力

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担当編集者より

第128回文學界新人賞受賞作『ハンチバック』が早くも書籍化です。
「文學界」掲載と共に、ぞくぞくと感想の声がSNS上であがり、5月末に「好書好日」で掲載された著者インタビューは、読書好きだけではなく、小説家を目指す人の間でも、非常に大きな反響を呼びました。
先天性の疾患による側弯症の主人公・井沢釈華は、両親が遺したグループホームからほとんど外に出ない暮らしを送っています。しかし、十畳の自室から彼女は、こたつ記事を書き、通信制大学に通い、夜はTL小説をせっせと投稿し…
身体を描ききる迫力ある筆致と、作品を貫く鋭いユーモアで、早くも文学界に衝撃を与えている、大型新人のデビュー作です。

著者

市川 沙央

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