戴天 千葉ともこ

1,078 (税込)
発売日2024年03月06日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) タイテン
ページ数 448ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年03月10日
ISBN 978-4-16-792187-3
Cコード 0193
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戴天 千葉ともこ

1,078 (税込)
発売日2024年03月06日
ジャンル歴史・時代小説
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書名(カナ) タイテン
ページ数 448ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2024年03月10日
ISBN 978-4-16-792187-3
Cコード 0193

天に臆せず胸を張って生きる男たちを描く

時は玄宗皇帝統治下の唐。陽物を欠いた名家の貴公子・崔子龍(さいしりゅう)は、辺境民族の征伐に赴く唐軍に従軍し、宦官・辺令誠(へんれいせい)の策略にはまる。心酔する上官・高仙芝(こうせんし)を陥れた辺への復讐を誓う崔の前に現れた僧侶・真智(しんち)。崔子龍の幼馴染である恋人・杜夏娘(とかじょう)は数奇な運命を経て、皇帝の寵姫・楊貴妃に使える奴婢となり――<安史の乱>へと至る権力闘争に翻弄される男たちと、虐げられてもしたたかに生きる女たちが乱世に躍動する歴史大河小説です。著者は同じ<安史の乱>を別の視点から描いた『震雷(しんらい)の人』で松本清張賞を受賞し、第2作の本作で今度は「日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。

新しい英雄の登場
「魅力的で多彩な登場人物、謀略あり&裏切りあり&意外な真相ありで二転三転する展開、胸に迫ってくる人間ドラマ、現代社会にも通じる熱いメッセージ。これが本当にまだこの作家の二作目なのかと思うくらい、史実を胸熱のエンターテインメント小説に仕立て挙げる手腕に感嘆してしまう。」――解説・瀧井朝世さん

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著者

千葉 ともこ

1979年、茨城県生まれ。筑波大学日本語・日本文化学類卒業。
2020年、 『震雷の人』で第27回松本清張賞を受賞しデビュー。2022年、 『戴天』で第11回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。

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