- 2022.10.21
- イベント
<オンライン講座>オール讀物新人賞特別企画 「小説家」への道~歴史時代小説書き方講座~ 参加者全員に「オール讀物」11月号を送付
「オール讀物」編集部
2022年12月17日 Zoomウェビナー配信 ゲスト:千葉ともこ(第27回松本清張賞受賞者)
ジャンル :
#小説
,#エンタメ・ミステリ
,#歴史・時代小説
「オール讀物」11月号で発表される第102回オール讀物新人賞。827篇の応募の中から、現役大学生の米原信さんの「盟(かみかけて)信(しん)が大切(たいせつ)」が、史上最年少の19歳で受賞しました。
本気で新人賞&プロを目指す皆様にとって、いちばん役立つテキストは、実際の受賞作と選考委員の選評です。そこで本講座をお申込みの皆さま全員に、「オール讀物」11月号(定価1,100円)を送らせていただき、オンライン講座冒頭ではオール讀物新人賞選考委員の安部龍太郎、門井慶喜、畠中恵の3氏から、小説家デビューを目指す皆さまへのメッセージをご紹介します。
そして、今回の書き方講座のメイン講師には、第98回オール讀物新人賞最終候補を経て、見事に第27回松本清張賞を受賞された千葉ともこさんをお迎えします。千葉さんは小説教室に長く通い、坂井希久子さん(第88回オール讀物新人賞受賞)、新川帆立さん(第19回『このミステリーがすごい!』大賞)らとも同門。デビュー第2作となる『戴天』で第11回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞した注目の作家です。
◆小説教室で学んだこと&学ぶべきこと
◆自分に合った設定やテーマの選び方
◆プロットの立て方(短編と長編の違い)
◆小説の仕上げ方と推敲作業のポイント
◆デビューまでするまでにすべきこと
などを、現「オール讀物」編集長の川田未穂が司会としてお伺いしていきます。
川田編集長は、千葉さんがオール讀物新人賞最終候補に残った際の担当編集でもあり、惜しくも受賞を逃した時から、見事に松本賞受賞するまでの約1年半にわたってやりとりしたメール、ごく初期段階の原稿など、具体的な資料もこの講座のみの限定で公開予定。参加者の方からのご質問にもお答えしていきます。
さらに2022年11月には、第99回オール讀物新人賞受賞の由原かのんさんが『首ざむらい 世にも怪奇な江戸物語』、第100回受賞者の高瀬乃一さんが『貸本屋おせん』で文藝春秋より単行本デビューを果たします。講座の終盤は、由原さん、高瀬さんそれぞれにもご登場いただき、オール讀物新人賞の受賞から、単行本デビューまでの道のりと作品の読みどころなどをお話しいただきます(各10分ほど)。
新人賞の応募から単行本デビューまで、実際の新人賞受賞者3名が登壇する本講座は、第103回オール讀物新人賞の応募締め切り日となっている、2023年6月20日まで、アーカイブにて何度でも繰り返してご覧いただけます! 皆さまのご参加をお待ちしています。
■オール讀物新人賞特別企画 「小説家」への道~歴史時代小説書き方講座~
日時 | 2022年12月17日(土)15:00~17:00(終了予定) (12月20日(火)~2023年6月20日(火)23:55までアーカイブ配信予定) ※販売期間は2022年10月21日(金)~12月9日(金) |
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金額 | 2,500円(税込) |
場所 | Zoomウェビナーにて配信 ※ご視聴につきましては、チケット購入後、イベントの参加方法の部分にご視聴いただくための視聴URLをご案内しますのでそちらよりご覧ください。 ※アーカイブ視聴については、イベント終了後に改めてURLをお送りします。 |
お申込み | https://honto.jp/netstore/pd-magazine_32029139.html |
主催 | 文藝春秋「オール讀物」編集部 |
問合せ | ooru@bunshun.co.jp |
公式HP | https://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/prize.html |
■講師
千葉ともこ(ちば・ともこ)
1979年、茨城県生まれ。筑波大学日本語・日本文化学類卒業。2020年、中国・唐の時代を舞台に苛烈な運命に抗う兄妹を描いた『震雷の人』で第27回松本清張賞を受賞し、デビュー。2021年に発表した短編「一角の涙」が『時代小説ザ・ベスト2022』(日本文藝家協会編)に選出。22年5月に第2作となる『戴天』を刊行、同作で第11回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。
■ゲスト
由原かのん(よしはら・かのん)
1960年生まれ。福井県在住。2019年「首侍」で第99回オール讀物新人賞を受賞受賞。2022年『首ざむらい 世にも快奇な江戸物語』で単行本デビュー。
高瀬乃一(たかせ・のいち)
1973年愛知県生まれ。名古屋女子大学短期大学卒業。青森県在住。2020年「をりをり よみ耽(ふけ)り」で第100回オール讀物新人賞を受賞。その後、「オール讀物」「小説新潮」などで短編を発表、2022年『貸本屋おせん』で単行本デビュー。
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