- 2014.10.17
- 特集
三浦しをん原作「まほろ駅前」シリーズ 多田・行天になりきるロケ地MAP 第1回
文:中津川 詔子
『まほろ駅前狂騒曲』 (三浦しをん 著)
ジャンル :
#エンタメ・ミステリ
一歩足を踏み入れれば、昭和へタイムスリップ!
まず、絶対にはずせないのはここ。
原町田4丁目付近
映画第1作に出てきた「多田便利軒」の事務所入口。いまは「狂騒曲」のポスターが貼られている。原作で「仲通り商店街」となっている古い商店街のモデル、仲見世商店街も、「まほろ駅前」シリーズに欠かせない定番のロケ地。
創業60年超の老舗がズラリと軒を連ね、一歩足を踏み入れれば、昭和へタイムスリップ! 懐かしい色彩の看板に囲まれる。映画「まほろ駅前多田便利軒」では、シャッターの閉まった夜の商店街を、行天が走り抜けた。ちなみに、フラワーカンパニーズが歌うドラマ「番外地」の主題歌、「ビューティフルドリーマー」のジャケットにも、商店街の写真が使用されている。
⇒ 原作『まほろ駅前多田便利軒』(文春文庫)P.309~310
JR町田駅・南口・境川周辺
多田と行天が「まほろ裏社会」の情報収集をしていたのは、川を越えた一角にある、こちらのラブホテル街。原作で「駅裏」と多田が呼んでいたエリアはこのあたり。自称“コロンビア人”娼婦のルルとハイシーの仕事場でもある。
⇒ 原作『まほろ駅前多田便利軒』(文春文庫)P.71
森野1丁目周辺
三浦しをんさんが以前、アルバイトをしていた古書店「高原書店」。当時の場所からは移転。
2012年3月から、「まほろ横丁」のネーミングがついた通り。
多田がシンちゃん(松尾スズキ)をつかまえて情報を聞き出していた。
⇒ ドラマ第5話
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