本の話

読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア

キーワードで探す 閉じる
三浦しをん原作「まほろ駅前」シリーズ 多田・行天になりきるロケ地MAP 第1回

三浦しをん原作「まほろ駅前」シリーズ 多田・行天になりきるロケ地MAP 第1回

文:中津川 詔子

『まほろ駅前狂騒曲』 (三浦しをん 著)


ジャンル : #エンタメ・ミステリ

三浦しをんさんのベストセラー小説「まほろ駅前」シリーズの映画化第2作、「まほろ駅前狂騒曲」がいよいよ今月18日(土)に公開されます。そこで一足早く、ロケ地や原作ゆかりのスポットを訪ねる「聖地巡礼」の旅へご案内。街歩きをしながら主人公・多田と行天の気配を感じ、作品をよりディープに味わってみませんか?

 瑛太(多田)と松田龍平(行天)の主演で映画化、ドラマ化されている「まほろ駅前」シリーズ。まほろ市の駅前で便利屋を営む多田啓介のもとにころがりこんだ高校時代の同級生・行天春彦。男ふたりの日々に様々な事件が巻き起こる。今回映画化される『まほろ駅前狂騒曲』は、原作としては、3作目に当たる。

 作品の舞台である「まほろ市」は東京のはずれに位置する都南西部最大の街という設定。モデルとなった東京都町田市では、先行上映会や展示などの関連イベントが目白押し。9月1日には、町田経済新聞と映画がコラボレーションした「まほろ駅前経済新聞(以下、「まほ経」)」が設立され、フェイスブックツイッターで日々、まほろ情報を更新している。映画公開に先駆けて社員(メンバー)を募集したら、なんと75人もの応募があったとか。

 そこで、地元を知り尽くした「まほ経」の案内で、ロケ地巡りに出かけてみた。

「古い商店街、個性的なカフェ、路地裏など、まほろ駅前シリーズには、町田の魅力が随所にちりばめられています。ロケ地を訪れることで、原作や映画をもっと楽しんでもらえれば」

 と話すのは、「まほ経」編集長の宮本隆介さん。

 地元愛にあふれる「まほ経」社員がすすめる「町田周辺・まほろロケ地」とは……。

 第1回は、復習もかねて映画(第1作「まほろ駅前多田便利軒」)と、ドラマ(「まほろ駅前番外地」)のロケ地をチェックしてみよう。

【次ページ】一歩足を踏み入れれば、昭和へタイムスリップ!

文春文庫
まほろ駅前狂騒曲
三浦しをん

定価:913円(税込)発売日:2017年09月05日

プレゼント
  • 『赤毛のアン論』松本侑子・著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2024/11/20~2024/11/28
    賞品 『赤毛のアン論』松本侑子・著 5名様

    ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。

ページの先頭へ戻る