- 2014.10.18
- 特集
三浦しをん原作「まほろ駅前」シリーズ 多田・行天になりきるロケ地MAP 第2回
文:中津川 詔子
『まほろ駅前狂騒曲』 (三浦しをん 著)
ジャンル :
#エンタメ・ミステリ
三浦しをんさんのベストセラー小説「まほろ駅前」シリーズの映画化第2作、「まほろ駅前狂騒曲」が本日、18日(土)に公開される。ロケ地や原作ゆかりのスポットを訪ねる「聖地巡礼」の旅へご案内。街歩きをしながら主人公・多田と行天の気配を感じ、作品をよりディープに味わってみませんか?
ついに公開された映画2作目、『まほろ駅前狂騒曲』。もう観てきたという人は、記憶が鮮明なうちにロケ地を訪れてみよう。まだの人は、当サイトで写真をチェックしてから観にいくのもよし(ネタバレはないのでご安心を)。原作ファンは、映画との違いを見つけるのも楽しい。映画や、ロケ地めぐりの後で原作を読み直せば、三浦しをんさんの描いた街や人々の気配が、より濃厚に感じられるだろう。
昨日の第1回に引き続き、今回も町田経済新聞と映画がコラボレーションした「まほろ駅前経済新聞(以下、「まほ経」)」編集長の宮本隆介さん、社員の皆さんに案内していただきます。
多田便利軒の入口の階段は本当に13段?
「狂騒曲」に出てくる多田便利軒の事務所は、「便利軒」の場所から徒歩1分の至近距離。
原町田4丁目付近
「狂騒曲」の便利軒への入り口は、こちらの外階段。原作通りに、13段あるかどうか、数えてみよう。
事務所のガラス窓にあった、赤い「囲」の字に見覚えがあるだろうか? 撮影後、はがされる予定だったが、地元の要望により、そのまま残されている。
関係者以外は入れないが、「狂騒曲」の屋上シーンはこのビルの上で撮影された。
ビルの内階段を3階まであがると、事務所の前まで入ることができる。日本棋院町田支部の看板が目印。
町田駅前通りのドン・キホーテ裏手、ターミナルロード沿いにある「タバコハウス トミー」。原作には出てこないが、(例によって)怪しい用事を引き受けた多田が、相手と接触するのがここ。
多田の「ラッキー・ストライク」も、行天の「マルボロ・メンソール」も、もちろん置いている。
町田市は路上喫煙禁止。店頭の喫煙所は愛煙家のオアシスとなっている。
(モデルは左から、田原雄一郎さん、鷲頭祥伍さん。お2人とも「まほ経」“社員”)
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