1994年、日本テレビがフジテレビを逆転!
80年代から90年代前半、日本のテレビ界で圧倒的な強さを誇ったのはフジテレビでした。なにしろフジは、12年間に渡って年間視聴率三冠王者に君臨し続けてきた絶対王者だったのです。
一方、日本テレビはというと、1980年代に入って在京キー局の中で三位が定位置になり、ひどい時には最下位がすぐ背中に迫ることもありました。テレビ草創期に黄金時代を築いた日テレでしたが、絶対王者の前に苦汁をなめ続けていました。
そんななか、30代を中心とした新世代の作り手たちが原動力となり、日テレの「逆襲」が始まりました。
5月11日に発売される『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(戸部田誠<てれびのスキマ> 著)は、1994年についに日テレがフジを逆転するまでの軌跡を、当事者の取材で明らかにします。
“失敗”を重ねてきたテレビ屋たちは、いかにして絶対王者を破ったのか。「投稿! 特ホウ王国」「電波少年」「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」「THE夜もヒッパレ」「マジカル頭脳パワー!」「恋のから騒ぎ」など伝説的なバラエティ番組はいかに作り上げられたのか。そして、 今やテレビ界を支えるまでになった日本テレビ「最強バラエティのDNA」に迫ります。
敗者が這いあがる様を克明に描き出した本書は、『タモリ学』や『1989年のテレビっ子』などの著作で知られる戸部田誠さんの初の本格的ノンフィクションです。
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