第27回松本清張賞(主催:公益財団法人日本文学振興会)の選考会が2020年5月29日(金)15時よりリモート会議にて行なわれ、応募総数677篇の中から下記の作品を授賞作として決定しました。
授賞作
千葉 ともこ(ちば・ともこ)「震雷(しんらい)の人」
1979年茨城県生まれ。筑波大学日本語・日本文化学類卒業。現在、水戸市在住、公務員。
●第27回 応募総数 677篇
●選考委員 京極夏彦・辻村深月・中島京子・東山彰良・三浦しをん (五十音順)
●正賞 時計 副賞 賞金500万円
●発表 「オール讀物」 令和2年7月号(6月22日発売)
受賞作は文藝春秋出版局に委嘱し、単行本として2020年9月に刊行予定です。
なお松本清張賞とは、推理小説から時代・歴史小説まで幅広いジャンルの小説で時代を画した松本清張氏の業績を記念した、公募の長編小説賞です。横山秀夫、山本兼一、葉室麟、青山文平、阿部智里、山口恵以子、川越宗一の各氏をはじめ多くの作家がこの賞からデビューしています。
募集対象はジャンルを問わぬ長編エンターテインメント小説。日本語で書かれた自作未発表の作品に限るが、年齢、性別、国籍、プロ・アマ等資格は問いません。分量は400字詰原稿用紙換算で300~600枚です。
2020年7月1日より第28回松本清張賞の公募を開始します。
詳細はこちらのページをご参照ください>>>https://area18.smp.ne.jp/area/table/10962/01k9KB/M?S=mckap2phpb