発売月を選択
デジタル時代の寵児が、アナログなカメラを手に切り取った風景と、思考の足跡。コロナ禍の日々の貴重な記録でもある写真+散文集
「俺は家で死ぬ」。実家でひとり暮らしする父は病院や施設に入ることを拒み続けた。遠距離介護した娘と父のリアルな泣き笑い奮戦記。
40歳目前に離婚した桐原まりえは、寂しさよりも清々しさを感じていた。新直木賞作家が描く、おとなの女性の幸福と結婚を巡る物語。
援軍なしに上杉を退ける信玄の秘策を描く「川中島を、もう一度」を始め、乱世で繰り広げられる腹の探り合いを切れ味鋭く描く七編。
第3回サンスポGOGO Queenオーディションで、グランプリ・オンライン賞受賞。Tik Tokのフォロワーは20万人超!
坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、大河コミック第5巻。父の死を超えて江戸一の剣客を目指す。
この国は、いかにして今こうあるのか。東大、京大などの入試問題から、現代の諸問題を考える上で手がかりになる日本史の良問を解説。
太平洋戦争末期の食糧欠乏期など、戦時下の国民の食生活がいかに発酵食品に救われてきたかを、発酵学の第一人者が豊富な事例で紹介。
「マイナ保険証」義務化に伴う「健康保険証」廃止には、医療・介護現場から猛反対の声が。「マイナンバーカード」の正体も徹底解説。
『源氏物語』のパトロンでもあった藤原道長。世界記憶遺産に認定された日記『御堂関白記』から、王朝の様子、権力の動きが明らかに。
博覧強記の超人・南方熊楠が焦がれ続けた世界の「秘密」と、狂おしき探究の日々を描いた新連載
ジャニー喜多川氏の性加害を顔出しで告発して大きな注目を浴びた元ジャニーズJr.が、その半生と今の思いを語る。
ビキニや黒のセクシーな衣裳に身を包んだ彼女の笑顔が満載!
百年にわたるヤクザ映画史を辿るノンフィクション。義俠心を大衆がいかに愛したか、関係者へのインタビューを通して鮮やかに描く。
怪談和尚こと三木住職が語る、身の毛がよだつ怪異譚や不可思議な出来事の数々を妖怪漫画家がコミック化。さあ、魔境の扉が開きます。
老人の額から角が伸び、妊婦が翼を得て飛び立つその世界で、天から生み落とされた双子の運命が交錯する——新鋭が放つ幻想長編小説。
ホルモー・シリーズ以来16年ぶり。京都×青春感動作。京都で起きる奇跡のような邂逅とドラマとは?
菓子職人の兄と商才に長けた弟。次々と降りかかる難問奇問に、知恵と工夫と駆け引きで和菓子屋を切り盛りする。色鮮やかな和菓子を通じて、江戸の四季と人情を描く
“菓子一辺倒”だった兄晴太郎が訳あり子持ちの後家に恋をした! 惚れた相手の元夫は奉行所を牛耳る大悪党。晴太郎は大勝負に出る。
菓子司・藍千堂を営む晴太郎と幸次郎兄弟。いとこのお糸は、縁談が発端となり実家の百瀬屋が窮地におちいる。大人気シリーズ第3弾。
藍千堂に難しい誂え菓子を頼む客が立て続けに現れた。偶然とは思えず幸次郎が調べると、百瀬屋の贔屓客だった旗本が浮かび上がった。
さちの友だち、おとみが母親に捨てられた!? 無口で頑固な大工の伯父に引き取られたおとみは、さちを頼って藍千堂に逃げてきた。
京都蓮久寺の建て替え時に起きた不思議な出来事、盗まれた仏像、夢で怒るお爺さん――怖いけど気持ちが軽くなる、怪談×説法第6弾!
女船頭・桜子と剣術家・小龍太が「行方知れず」に?オランダ人の遺した2枚の絵がついに姿を現して――物語が大きく展開する第三巻!
行方不明だった重要参考人の目撃情報から捜査が再開された殺人事件。警視庁の訳ありメンバーが集まる「凍結班」が事件の真相に迫る。
大川の小舟で発見された心中死体は、別々の事件で死んだはずの二人だった。洗い直すと怪しいことばかり。次々に起こる怪異の行方は?
かつて惚れ合っていた女性と再会をした井出勝之助は、自分に子供がいたことを知らされる。この再会の背後にある、女の悲しい過去。
松沼平八郎は、義弟から岳父の仇討ちの助太刀を頼まれる。本懐を遂げ、武士として名をあげた平八郎だが、ある試練が彼を待ち受ける。
就活に挫折したネトゲ廃人の俺。親に愛想を尽かされ、残された唯一の居場所である離島で「ニート同士のシェアハウス」に挑戦する。
村から出てきた俺たちは、江戸のどこにも引っかからねえ――人生を必死に泳ぐ男と女を鮮やかに描き出す唯一無二の味わい、傑作7編。
延命治療の中断を決意した女医、白石ルネを襲った悲劇。現役医師が圧倒的なリアリティで描いた、スリリングな医療小説。
河辺のもとにかかってきたある電話。思い出すのは封印していた真っ白な雪と死体。あの日、本当は何があったのか? 大河ミステリー。
加賀百万石から終戦直後の混乱期、そして現在へと続く謎の連鎖。密室状態の中、五人の男を一瞬にして斬り殺した謎の美剣士の正体は?
大分の城下町で善良な市民が殺された。必死に犯人を追う警察だったが、同時期に東京で起きた殺人との関連が指摘され事態は急変する。
覚醒剤取締法違反による衝撃の逮捕から七年。清原は想像を絶する苦痛の中でもがき続けてきた。最後に支えてくれたものについて語る。
北条義時、源義経、明智光秀、平時忠、徳川秀忠…英雄の陰に隠れながらも実力を持った〝ナンバー2〟に着目する、傑作歴史エッセイ!
群ようこはひと月に何冊買う? 毎月の本代は? 着物本からプロレス本まで、膨大な本に囲まれ、猫と暮らす、のほほん読書エッセイ。
隠居連中で深川まで足を伸ばした豊島屋の清蔵は、富岡八幡宮の船着き場で、参詣にきた年寄りの巾着を奪い取る子どもたち7、8人を目撃する。浅草でも同じような事件が起こっているらしい。 さらに増上寺の門前で、金貸しの小兵衛が刺し殺され、手にしていた印形と証文が入った信玄袋を奪い去られてしまった。これらの事件は同じ子どもたちによるものなのか? 金座裏の宗五郎と、若親分の政次たちは探索に乗り出すが、謎は深まるばかりで……。