京都が生んだ、やさしい奇跡。
ホルモー・シリーズ以来16年ぶり
京都×青春感動作
女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。
京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。
今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇
1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年に『鴨川ホルモー』でデビュー。同作の他、『鹿男あをによし』『偉大なる、しゅららぼん』『プリンセス・トヨトミ』が次々と映像化されるなど、大きな話題に。その他の小説作品に『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』『バベル九朔』『パーマネント神喜劇』『ヒトコブラクダ層戦争』など、エッセイ作品に『べらぼうくん』『万感のおもい』などがある。
万城目学さん待望の新刊は、なんと16年ぶりに京都を舞台に若者たちを描く『八月の御所グラウンド』。表題作と「十二月の都大路上下ル」の二篇からなる、愉快で、不思議で、すこし切ない中編集です。書き上げた時に「ちょっと今までと違う手応えがあった」という表題作には、万城目さん自身のある思い出が色濃く影響しているのだとか。
高校駅伝の全国大会で走る方向音痴の補欠選手、真夏の草野球大会にしぶしぶ出場するポンコツ大学生。彼らが不思議と出会う街=京都を書くことの魅力について万城目さんにたっぷり伺いました。(制作:オール讀物編集部)
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2024年1月17日、第170回直木三十五賞の選考会が行われました。『八月の御所グラウンド』(文藝春秋)で直木賞に選ばれた万城目学さんの受賞記者会見をノーカットでお届けします。
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第170回直木賞受賞作! 感動、感涙の傑作青春小説
京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマがオーディオブックでもお愉しみいただけます。
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直木賞選考委員絶賛!!