電子書籍

八月の御所グラウンド

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2023年08月03日
ジャンル小説

京都が生んだ、やさしい奇跡

作品紹介

京都が生んだ、やさしい奇跡。

ホルモー・シリーズ以来16年ぶり
京都×青春感動作


女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。

京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。


今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇

 

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担当編集者より

 大学時代を京都で過ごした万城目学さんが、『鴨川ホルモー』で颯爽とデビューしたのは2006年のこと。その後も、奈良が舞台の『鹿男あをによし』や、大阪で予想もつかぬ大事件の起こる『プリンセス・トヨトミ』など、独自の世界観と鮮烈な感性で我々読書人を驚かせ続けてきた万城目さんですが、意外にもホームグラウンドである京都を舞台にしたのは、ホルモー・シリーズ第2作『ホルモー六景』(2007年)が最後でした。
 その万城目さんが16年ぶりに京都に帰って来ます。収められた2篇はそれぞれ、女子高校生と男子大学生を主人公としたド直球の青春小説。まさに「ホルモー」シリーズの万城目学、再来!とも言えますが、「ホルモー」がデビュー当時に相応しい途轍もない勢いを感じさせる作品だとしたら、本書は瑞々しい感性はそのままに、しかしどこか成熟の匂いがします。
 京都で起こる奇跡のようなフシギな出来事が、読後、私たちの心の中にじんわりと優しく、同時になんとも切ない感情を呼び起こすのです。青春とは、あるいは人生とは、こうしたものかもしれない、そういう名状しがたい感動が心に拡がります。もしかすると、これまでのどの万城目作品にもなかった読後感かもしれません。
 鮮烈なデビューから17年。いまふたたび、万城目学に「再」入門してみてはいかがでしょうか。

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