作品
滅びて興る。英雄死して、梟雄生ず。中国三国時代を舞台に、人間の本性、歴史のダイナミズムを凝視する叙事詩!
おねのお陰で秀吉は城もち大名となり天下統一を成し遂げる。歴史を創るのは女と男。大笑いと愛に溢れる波瀾万丈の一生!
母が紀氏出身のため帝位を継げなかった文徳天皇の第一親王。近畿一円に多数存在する伝説の地を綿密に取材してまとめた歴史ロマン
大火で行方不明になった恋女房のお袖に似た女性がいた。そんな知らせが瓢六のもとに届く。想い人との再会なるか…。シリーズ第六作。
明治十年代半ば。銀座煉瓦街で一人の馭者が何者かに狙撃され「青い眼の子」との言葉を遺し死んだ。この意味するものは何なのか?
京の郊外で暮らす雨宮蔵人のもとに、吉良上野介の子の家人が訪れた……。『いのちなりけり』『花や散るらん』に続く三部作最終巻。
帆船が姿を消しつつあった明治半ば、最後の商いに出た北前船「正得丸」の航海と、船を下りた水夫たちのその後の逞しい人生を描く。
室町時代、北方世界の覇者であった安東氏。海外交易の利潤をもとに「浄土」をつくろうとした人びとがいた。胸躍る歴史小説。
年貢徴収のため新田開発を決断した川越藩主・柳沢吉保。生きるため開拓に励む農民たち。両者の階級を超えた友情と葛藤を描く――。
日本、朝鮮、琉球。東アジア三か国を舞台に、侵略する者、される者それぞれの矜持を見事に描き出した松本清張賞受賞作。
源頼朝の妻として、頼家・実朝の母として、源氏を支え続けた稀代の女性・北条政子を通して描く中編歴史小説。鎌倉三部作シリーズ
父・直家の跡を継ぎ豊臣政権の覇者となった秀家。関が原で壊滅し、八丈島で長い生涯を閉じるまでを描く傑作長編。
「武士の世をつくる」。頼朝の悲願を背負い、妻として母として時代の要となった政子。頼朝晩年の謎をも大胆に描く傑作時代長編。
孝心(親孝行)を奨励した後漢末期、名臣が輩出した。皇帝の外戚の何進、劉備の師となる盧植、曹操に重用された荀彧ら七人を描く。
広大な土地でいきなり始まった大工事。大商人が喜八郎の地元を食い荒らす!深川の人情と利益を守れるか!?人気シリーズ
徳川の分家筋・高須に生まれた四兄弟はやがて尾張、一橋、会津、桑名を継いで維新と佐幕で対立する。歴史と家族の情が絡み合う物語。
西郷隆盛は薩摩藩主の島津斉彬に仕え、天下のことに目覚め、一橋慶喜擁立のため暗躍するが……。時代小説の名手による西郷伝第一弾。
若くして活花の名手と評判の高い少年僧・胤舜は、ある理由から父母と別れ、京都大覚寺で華の道、人の道を学びつつ成長を遂げていく。
消息を絶っていた盗賊「桐山の藤兵衛一味」。再び動き始めたのはなぜか。時代に翻弄される人々への、十兵衛の深い眼差しが胸を打つ。
全く新しい孔明像を書き上げた、酒見流三国志。蜀と魏が五丈原にて対陣する。孔明最後の戦いはいかに。シリーズ、ついに完結。
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