作品
迫りくるロシア軍。若き小隊長の視点から戦場の恐るべき現実を描く表題作など、元自衛官の新芥川賞作家が克明に描く戦争小説3篇。
痛快無比! 信じるものは拳とカネ。史上最悪の刑事・禿富鷹秋――通称ハゲタカが、恋人を奪った南米マフィアの殺し屋を追い詰める。
2021年に90歳を迎えた曽野綾子さん。老年を生きる心構えを説き、「人生百年時代」の道しるべになってくれる傑作エッセイ集。
トランプ以後のアメリカの地で、哲学者・千葉雅也は何を考えたのか。『勉強の哲学』に続く、半年の思考の軌跡と新たな哲学の萌芽。
独身、それは楽しい。結婚、それも楽しい。達人・田辺聖子の宝石のような言葉で「人間の可愛げ」を見つめ幸福を感じる25編。
すべての幸福は食から始まる。世界一のレストランからロイヤルホストの観察記まで愛と希望と欲に満ちたミレニアル世代の食エッセイ。
はじまりは夢に現れたオオカミだった――写真家を目指す若者が単身渡米、水上の旅へ。多くの共感を呼んだ傑作ノンフィクション!
名手の8年ぶり短編集。Ⅱ巻も常にないオカルト風作品、まさかのライムの「死亡告示」と盛り沢山の6編が読者の予想を裏切ります!
バイデン大統領就任式で朗読され、世界中に力を与えた再生と癒しの詩。雑誌掲載で大きな話題を呼んだ名訳が特別企画を追加し文庫化!
プーチンのウクライナ侵略が日本に突きつけた課題とは。迫りくるロシア、中国の脅威。今の時代は、“知”が武器になる!
「不憫」とはどんな思いか、「怒(いか)る」と「怒(おこ)る」はどう違うのか等、「喜怒哀楽」を表す言葉の奥に潜む気持ちを探る。
「ハイジの道」の“フロー体験”、ローマの廃墟群と“水中世界”……圧倒的に美しく知的興奮に満ちたハイパートラベル当事者研究本。
事故で脊髄を損傷、重度の障害を負ったにもかかわらず、医師であることをあきらめなかった男がいる。彼は、今日も診療を続けている。
「すべてを患者さんのために」現役生活55年の消化器内科医である著者ががんになって感じたこと、若い医師たちに伝えたいことを語る
就職、子育てから近しい人の死まで…。人生の岐路に効く名回答を厳選した週刊文春「悩むが花」傑作選。佐藤愛子氏とのお悩み対談も。
名探偵ホームズがビクトリア朝の英国人ではなく清末香港の中国人だったら! 正典からの換骨奪胎ぶりが絶妙な極上のパスティーシュ。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。