作品
「ここ、よくね」と通って来る外ネコしまちゃん、食べ残しを一列に並べるチワワのプリンちゃん。サルまで登場する爆笑動物エッセイ。
コロナ禍の前も今も、変わり映えのしないツチヤ教授の悠々自粛の日々。この諦念をベースにした前向きさを、若者たちよ、学びたまえ。
小津は大戦中、兵士として大陸を転戦した。戦後の名作と興行的「失敗作」から浮かび上がる戦争の傷あと。新たな小津論にして昭和史。
居心地よすぎの京都を抜け出し就職しても小説家を目指し無職に!? 未来なんて誰にもわからない。万城目ワールド誕生前夜の青春記。
雨ガッパ姿で全力疾走する女、究極の心霊スポット、子供の死の直前に現れた金髪の女――怖い、けれどためになる。怪談×説法第5弾!
古来「恥の文化」を生きてきた日本人。SNS上で「自慢したい!」欲望が溢れ出し……古今東西の恥の感覚を陳列する抱腹絶倒の一冊。
「人に見せて笑ってもらうこと」を前提に、生前整理は一切やらずに集め続けている収集品を大公開。文庫特典インタビューも収録。
「私は人生で三度マルクスに出会っている」。浦和高校、同志社大学で過ごした濃密な青春の日々が甦る、著者初の思想的自叙伝。
俳優志望だった著者が航空券を拾ったらモデル事務所に所属することに。名脇役松尾諭が書く波乱万丈の恋、そしてアメリカでの悲喜劇。
勘違いな人々、理不尽な出来事に途方に暮れつつも、ことわざを胸に刻み、今日も暢気に生きていく。親近感がわく爆笑必至のエッセイ。
50歳過ぎてのデビュー時に既に完成されていた“葉室史観”。敬慕され続ける作家を涵養した本、人との出会いが綴られたエッセイ集。
2021年に90歳を迎えた曽野綾子さん。老年を生きる心構えを説き、「人生百年時代」の道しるべになってくれる傑作エッセイ集。
トランプ以後のアメリカの地で、哲学者・千葉雅也は何を考えたのか。『勉強の哲学』に続く、半年の思考の軌跡と新たな哲学の萌芽。
独身、それは楽しい。結婚、それも楽しい。達人・田辺聖子の宝石のような言葉で「人間の可愛げ」を見つめ幸福を感じる25編。
すべての幸福は食から始まる。世界一のレストランからロイヤルホストの観察記まで愛と希望と欲に満ちたミレニアル世代の食エッセイ。
祝・週刊誌連載エッセイ史上最多回数! 天皇陛下即位の礼秘話ほか、現代の稗田阿礼が歴史の転換点を描いた必読エッセイ。
人はどのように生きていけばよいか? それは本書を読んで、考えなさい! 週刊文春大好評連載「悩むが花」の傑作選、待望の文庫化。
サクランボを見て涙しつつ、つけ麺を哲学し、お通しがタダとは限らない現実も見逃さない。抱腹絶倒の東海林ワールドはまだまだ続く。
愛について、生について、老いについて寂庵で語り下ろした法話。私たちがこれからを楽しく力強く生きるためのヒントが詰まった一冊。
あんぱんにもお酒にもスーツにもその背後に長い時間と歴史を感じさせる銀座。そんな街を現在から過去、未来へと旅するエッセイ集。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。