電子書籍

宙わたる教室 伊与原新

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2023年10月20日
ジャンルエンタメ・ミステリ
コード1639176500000000000R
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『宙わたる教室』(伊与原新)
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宙わたる教室 伊与原新

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2023年10月20日
ジャンルエンタメ・ミステリ
コード1639176500000000000R

定時制高校の教室に「火星」を作り出す――胸が熱くなる青春科学小説

東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。

読み書きに難を抱えて落ちこぼれた二十一歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した七十代の長嶺。

「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、
理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、
学会で発表することを目標に、
「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。

『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、
今年一番熱い青春科学小説!

あらゆる世代から感動の声が続々!
「それでも、学校に行く。それでも、働く。人を信じる。好きなものを諦めない。自分の未来を諦めない」	(作家・額賀澪さん)
「伊与原さんの専門がいかされた壮大な『実験』の話、最高でした」(大阪大学名誉教授・仲野徹さん) 
「直球できた。今まで読んだなかで一番好きな青春小説に出逢った」(ジュンク堂書店滋賀草津店・山中真理さん)
「『好きは生きるパワーだ!』と思い切り叫びたくなりました」(紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子さん) 
「人は変われる、人は通じ合える、人は成し遂げられる、ということを教えてくれる」(くまざわ書店新潟西店・大谷純子さん)
「この本を読んでまた学びたいと思えるようになりました」(渋谷教育学園幕張高等学校・李雨佳さん)
「自分も何かを成し遂げたい、そんな勇気をくれる物語」(立命館慶祥高等学校・佐々木希さん)
「この本を読んで、『好き』を見つけたくなりました」(実践女子学園高等学校・齋藤果連さん)
伊与原新 Shin Iyohara
著者近影

1972年、大阪生まれ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻。博士課程修了後、大学勤務を経て2010年、『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。19年、『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、静岡書店大賞を受賞。20年刊行の『八月の銀の雪』は直木三十五賞候補、山本周五郎賞候補となり、21年、本屋大賞で6位に入賞。近著に『オオルリ流星群』。

ドラマ化原作 宙わたる教室
定時制高校で起こった奇跡の化学反応に共感続々!
感動の声続々!
最高の<青春科学小説>に、全国の高校生からリアルな感想続々!

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担当編集者より

『月まで三キロ』や『八月の銀の雪』など、科学の美しさと日常を重ねた作品で人気の伊与原新さん。本作の舞台は、定時制高校の科学部です。抱える事情も年代も様々な科学部メンバーが「火星のクレーター再現実験」に挑むという、ご本人が専攻されていた「地球惑星科学」とも深く関係のある内容になりました。
それぞれの生徒が全日制の高校に通えなかった理由。そして今、新しい世界に足を踏み入れた背景……次第に、どこか教師らしくなかった担任・藤竹の素性と、彼が科学部を作った意外な理由も見えてきます。
「火星の夕焼けは、青いんですよ」。こんなセリフから始まる実験シーンは、まるで目の前で繰り広げられているかのよう。理科や科学に苦手意識を持っている人にこそ、このドラマチックな実験の楽しさをぜひ文章で読んでいただきたいです!

著者

伊与原 新

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