花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ 吉永南央

649 (税込)
発売日2019年06月06日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ハナヒイラギノマチカド
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年06月10日
ISBN 978-4-16-791292-5
Cコード 0193
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花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ 吉永南央

649 (税込)
発売日2019年06月06日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ハナヒイラギノマチカド
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年06月10日
ISBN 978-4-16-791292-5
Cコード 0193

累計六十万部! 人気シリーズ第六弾

北関東の小さな町で、珈琲豆と和食器の店「小蔵屋」を営むおばあさん、お草さん。
彼女の周囲にあたたかく描かれる人間の営み、日常にふと顔をのぞかせる闇が読む者を引き込む大人気シリーズ第6弾。

秋のある日、草のもとに旧友の初之輔から小包が届く。中身は彼の書いた短い小説に、絵を添えたものだった。
これをきっかけに初之輔と再会した草は、彼のために短編を活版印刷による小本に仕立て贈ることにした。そんな中、本作りを頼んだ印刷会社が個人データ流出事件に巻き込まれ、行き詰まる印刷会社を助けることに。その過程で、お草は印刷会社周辺の人々の過去に触れ、ある女性の死にまつわる〝不可解〟を解きほぐすことに……。

「一つほぐれると、また一つほぐれてゆくものよ」―-逃した機会、すれ違い、あきらめた思い――長い人生、うまくいくほうがまれだったけど、丁寧に暮らすのが大切。
お草さんの想いと行動が心に染みる珠玉の一冊。

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担当編集者より

コーヒー豆と和食器の店を営むおばあさん・お草が活躍するシリーズも、はや6冊目とな
りました。今回は、印刷会社の個人データ流出事件を発端に、とある女性の死にまつわる
〝不可解〟をお草さんが解きほぐします。
人としてまっとうで、深い考えがあっての行動は、ときに苦く、甘いばかりではない。だ
からこそ〝きちんと生きる〟お草さんの想いと行動が心に染み、読者の共感を呼ぶのでし
ょう。

著者

吉永 南央

1964年、埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。2004年、「紅雲町のお草」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。
08年、同作を含む『紅雲町ものがたり』(文庫化に際し『萩を揺らす雨』に改題)で単行本デビュー。以降、「紅雲町珈琲屋こよみ」はシリーズ化して人気を博す。
他の著書に『オリーブ』などがある。

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